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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第222回

auの5Gで最安の“ちょうどいい5G”スマホ「ZTE a1」は、本当にちょうどいいのか?

2020年08月15日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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 auから8月5日に発売された5G対応スマホ「ZTE a1」を使ってみました。auオンラインショップの価格は5万9980円(税込)で、「かえトクプラグラム」を利用した場合の実質負担金は3万6430円。発売日時点では、auが販売する5Gスマホの中で最安値です。

 ZTE a1は、グローバルで展開するモデルではなく、au限定モデルです。スペックを見ると「AXON 11 5G」というモデルに共通点が多いのですが、インカメラの位置や生体認証の仕様など異なる部分も多く、純粋にベースモデルとは言えないようです。ZTEがauのリクエストに応えてカスタマイズしたオリジナルモデルと捉えるべきでしょう。

 このZTE a1について、auは“ちょうどいい5G”というキャッチコピーを掲げています。何がどういうふうにちょうどいいのか? 1週間ほど使ったレビューをお届けします。

大画面が魅力的
飽きが来ないシンプルなデザインも◎

 ディスプレーは約6.5型で、解像度は2340×1080ドット。有機ELではなくTFT液晶を採用していますが、画質は鮮明で、有機ELに劣りません。

約6.5型の液晶ディスプレーは、明るく表示されて、小さな文字の視認性も良好

 画面が大きいので、ボディーが大きくなるのは必然。ベゼルを細くして、パンチホール型のインカメラを搭載していますが、サイズは約76×164×9.2mmで、重さは約190g。最初に手にしたときにはゴツく感じるかもしれません。

パンチホール型のインカメラを搭載し、画面占有率は約91.5%。横幅は約76mmに抑えられるが、デカいという印象は否めない

片手操作モードに切り替えることも可能

拡大表示に切り替えても、1画面に多くの情報を表示できるのも大画面のメリット

 右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載し、上部にSIM/microSDスロット、底部にUSBポートとイヤホンジャックを装備。ベーシックで使いやすい配置と言えるでしょう。

右側面に電源ボタンと音量ボタンを配置

上部のスロットにはmicroSD(最大1TB)も装着できる。内部ストレージも128GBなので、保存容量は“ちょうどいい”どころか十分だ

底部には独立したイヤホンジャックも搭載。充電しながら音声を聞くことができる

 背面には、四角いカメラユニットと指紋センサーを搭載。背面パネルは光沢があり、エッジに曲面処理を施すなど、リッチ感のある仕上がり。シンプルで飽きが来なそうな、“ちょうどいい” デザインと言えそうです。

カラーはこの「ブラック」のみ。シンプルなデザインだが、質感は良い

透明のスマホケースも同梱

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