ビデオ会議やビデオ取材が当たり前になってきた。いろいろなビデオ会議ツールがある中、もっとも利用頻度が高いのがZoomだ。画質と音質が安定していて、使い勝手も最高レベル。活用している人も多いのではないだろうか。しかし、Zoomをヘビーに使い倒していると、気になることも出てくる。
Slackでの会話の流れから、即Zoomでの会話に移行したいとか、Zoom会議の予約をしてからGoogleカレンダーにコピペするのが面倒だとか、相手もしくは自分の生活音が伝わるのが気になるといった課題は、連携サービスで解消できる。今回は、ビデオ会議をもっと便利に快適にする、Zoomと連携させたい3つのウェブサービスを紹介しよう。
Slackの会話の延長上で流れるようにZoomに移行するワザ
Slackでコミュニケーションしていても、どうにも話がかみ合わないときや、込み入った説明をする際は、直接話した方が早いこともある。そんな時にZoomは便利。しかし、Zoomアプリを立ち上げ、会議を開催し、招待URLをコピーし、Slackに戻ってペーストするのは手間がかかりすぎる。1回ならまだしも、頻繁にするなら効率化したいところだ。
オススメしたいのが、ZoomとSlackを連携させる方法。どちらにもアプリが用意されており、簡単に利用できる。その際、ZoomとSlackのアカウントで同じメールアドレスを利用していることと、ZoomのPro以上の契約が必要になるので注意しよう。
まずは、ZoomのApp Marketplace(https://marketplace.zoom.us/)を開き、「Slack」アプリをインストールする。インストール先として、会社全体もしくは自分のアカウントかを選べる。社内活用するなら「Install Zoom for Slack company-wide」をクリックしよう。続けて、利用するワークスペースを選択し、アクセスを許可する。
SlackのAppディレクトリ「https://ドメイン名.slack.com/apps」を開き、Zoomのページを探し、「Slackに追加」をクリックする。Slackからアクセスを許可してZoomアカウントにサインインすれば準備完了だ。
Slackでやりとりしていて直接話したい状況になったら、「/zoom」を入力するだけ。これだけで、Zoom会議が開始され、「参加する」ボタンを押せばZoomが起動する。もちろん、やり取りしている相手も同じボタンをクリックすることで、Zoom会議に参加できる。アプリを行ったり来たり、URLのコピー&ペーストをする必要がないのはありがたい。ちなみに、「/zoom meeting ボトルの容量の件」のように入力すれば、会議名も指定できる。
この連載の記事
-
第342回
トピックス
低解像度の古い写真を高画素化するAI「Topaz Gigapixel AI」で印刷品質にするワザ -
第341回
iPhone
iOS 16で変わった時計のフォントは変更可!? ロック画面を思いっきりカスタマイズしよう -
第340回
スマホ
バッテリー消耗問題が解決したiOS 15.4の新機能をチェックする -
第339回
スマホ
新顔のスマートリモコン「Nature Remo mini 2」で家中の家電をスマホでオンオフするワザ -
第338回
iPhone
格段に進化したiOS 15! イチオシの新機能10を一挙紹介 -
第337回
トピックス
標準機能が充実しているVivaldiブラウザーに乗り換えればウェブ閲覧が超快適になる -
第336回
トピックス
3000円以下で手に入る防水防塵ナイトビジョン対応の高性能監視カメラ活用術 -
第335回
iPhone
スマートトラッカーの決定版「AirTag」を活用して探し物を即見つけるワザ -
第334回
トピックス
今年ブレイクの予感!? ありとあらゆる情報を一元管理するサービス「Notion」がイチオシのワケ -
第333回
トピックス
もっと便利に活用しよう! Googleスプレッドシート使いこなしテクニック 7選 -
第332回
トピックス
Windows 10標準ブラウザー「Edge」がChromeの機能を使えるようになっているの知ってた? - この連載の一覧へ