シチズン時計がスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」のラインナップに、シンプルでモダンなデザインの新作を追加した。フォーマルなビジネススタイルからカジュアルな普段着にまで、様々な日常の装いにさりげなく彩りを添えて、温かみ感じさせてくれる。
今回はシチズンが独自に立ち上げたIoTプラットフォームの「Riiiver(リーバー)」に、新しいパートナーとして仲間入りしたスマートリモコン「Nature Remo」の操作感も試しながら、進化を続けるEco-Drive Riiiverの魅力を伝えたい。
進化を続けるシチズン「Eco-Drive Riiiver」
2019年の11月28日に一般販売を開始したシチズンのEco-Drive Riiiver(第1弾 型番:BZ7005-74E、BZ7005-74X、BZ7000-60L、BZ7007-61E)には、現在3つのデザインが異なるラインナップがある。
最初に発売されたステンレスのミラネーゼループのバンドを採用するモデルには4色のバリーエションがあり、続いて20年1月23日にはシリコンラバーバンドを採用する3色のモデルを追加した。今回紹介する新作は5月21日発売。デザインのバリエーションとしては第3弾になるモデルはブラック/ブルー/ブラウンの3色展開としている。各色ともに、例えばブラックにはオレンジのようなアクセントになる差し色を巧みに合わせた。
筆者は以前にASCII.jpでシリコンラバーバンドの第2弾 Eco-Drive Riiiverをレビューする機会を得た。ディスプレーにタッチしながらアプリを操作するスマートウォッチはそれなりに数多く触ってきたが、アナログ腕時計の温もりをいつも手元に感じながら、IoTプラットフォームのRiiiverと連携してスマート家電が動かせるEco-Drive Riiiverの斬新さには強く惹かれた。
デザインは一見すると、普通にスタイリッシュなアナログ腕時計のようにも見える。ところが実は「iiidea(アィイデア)」と呼ばれるスマート機能の操作結果が文字盤上で一目見てわかるように時針・分針の長さをあえて揃えたり、Riiiver独自のプラットフォームがユーザーに最も使いやすく感じられるように細かな所にまで配慮が行き届いている。Eco-Drive Riiiverは使い込むほどに、無駄のない機能美を徹底的に追求しているスマートウォッチであることが実感を伴ってくる。
