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ラウンド型の新デザインが登場

ケーブル充電不要スマートウォッチ新「Eco-Drive Riiiver」人になじむデザイン、きわ立つ未来感

2020年05月28日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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ラウンド型のステンレスケースを採用。腕時計としてより自然なたたずまいとしている

デジタルガジェットの常識を覆す、腕時計として極めてナチュラルなデザイン

 新しいデザインのEco-Drive Riiiverは、スマートウォッチとしての機能性はそのままに、一段とエレガンスを磨き抜いた。ケースは光沢仕上げのステンレス。形状はクッション型からラウンド型に変更している。

 バンドには滑らかな肌触りを特長とするシリコンラバーを採用し、しなやかで軽快な装着感とした。風防に採用する球面クリスタルガラスは中央を緩やかに盛り上げたドーム型として高級感を持たせた。

ジャケットと合わせても様になるデザインだ

 新しいEco-Drive Riiiverは時針・分針の長さを変えて、よりシンプルなアナログ腕時計のテイストに近づけている。サブダイヤルに配置した、iiideaを選択すると位置が切り替わるファンクション表示の針と時分針の3つはスケルトンデザインにして、差し色をまとう秒針が刻む静かな時に重みを持たせている。

3つの針をスケルトンデザインとして軽やかな印象を持たせている

 Eco-Drive Riiiverが洗練された腕時計らしいデザインを極められる背景には、シチズンの光発電技術「エコ・ドライブ」がある。太陽光や室内のわずかな光を電気に換えて時計を動かせる独自技術により内蔵充電池を自動的にチャージするため、本体にはケーブルをつなぐコネクターや、バッテリー交換のために裏ぶたを開閉する機構を持たせる必要がない。

側面のボタンやシリコンバンドの裏面などに、カラバリごとにメインカラーを引き立たせるワンポイントの差し色を配色した

 奇をてらわずにシームレスなデザインが提案できる強みは、この技術を源泉にしているのではないだろうか。年齢や性別を問わず、誰もが愛着を感じながら長く身に着けていたくなる腕時計だ。

柔らかく手首に馴染むシリコンラバーバンドを採用

風防はドーム型とした球面クリスタルガラス

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