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シチズンのスマートウォッチに新機種追加!

アナログ感覚のスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」新色レビュー

2020年02月14日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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シチズンのスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」にシリコンラバーバンドの新モデルが追加された

 最新のスマートウォッチはヘルスケアから音楽リスニング、電子決済まで、スマホを介しなくても単体で幅広い用途に活用できる。だがそれでもまだスマートウォッチは、アナログ腕時計の温もりを愛してやまないファンの心を掴みきれていないように思う。最新のデバイスに興味はあるけれど、理想のスマートウォッチにはまだ巡り会えていないという方々におすすめしたい製品がある。アナログ腕時計の感覚で楽しめるシチズン時計のスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」だ。

異色のスマートウォッチにシリコンラバーバンドモデルが登場

 Eco-Drive Riiiverはアナログ腕時計のデザインと質感を持ちながら、シチズンが独自に立ち上げたIoTプラットフォームであり、マイクロ・コミュニティ・サービス「Riiiver(リーバー)」と連動しながら、アクティビティトラッキングやホームIoTデバイスのリモコン操作などさまざまな機能を追加できるユニークなスマートウォッチだ。

 クラウドとの間は、Bluetoothでペアリングしたスマホを経由してつながる仕組み。スマートウォッチ然としたフル画面表示のディスプレーは備えておらず、ケースの右側面上下に搭載するA/Bボタンで基本的な操作を行う。

カラバリはオレンジ/ブルー/ブラックの3色。今回は爽やかな色の「ブルー」を試用した

 最新のデジタルテクノロジーが、ここに詰め込まれていることを容易に悟らせない、余計な装飾を控えたミニマリスティックなデザインには筆者も好感を持った。ケースとメッシュバンドの両方に上品なステンレス素材を使ったモデルに加えて、スポーティーなルックスのシリコンラバーバンドのモデルが、ラインナップに新しく追加された。

側面の竜頭の上下にあるA/Bボタンを長押ししてスマホとペアリングする

 3色のポップなカラバリが、オーナーの手元に鮮やかなアクセントを付けてくれる。スポーツウェアにも合わせやすい。ケース径は約43mmとしているが、本体の質量は100gを切っているので女性も軽やかに身に着けられるだろう。メッシュバンドのモデルと違ってバックルの位置調整が要らないので、バンドの留め位置を自在に調整しながらシンプルに着こなしが楽しめる。シリコンバンドの質感はとても滑らかく、手首にピタリとフィットする。ジムで体を動かした後も水分を拭き取ってきれいに保てる。

ケース側面のボタンでスマート機能を操作する

しなやかなシリコンラバーバンド。留め位置の調整も自由自在

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