新型コロナ、免疫が持続しない可能性も=「風邪」にヒント
パンデミックの収束に関する多くの議論では、新型コロナウイルス感染症にかかって獲得する免疫がある程度長く持続することを前提としている。しかし、一般的な風邪の症状を引き起こす別のいくつかのコロナウイルスについての研究で、免疫が持続する期間はさほど長くないことが分かった。
「新型コロナ後」の世界は どう変化するか?
新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために多くの国で、人と人が接触する機会をできるだけ減らす「社会距離戦略」が実施されている。「普通の生活」には戻らないかもしれない。
フェイスブックが「世界最高」のチャットボット、グーグル超えを主張
フェイスブックは、ほぼどんな話題でも人を引きつけるようなおもしろい会話ができるオープンソースのチャットボット「ブレンダー」を開発したと発表した。1月にグーグルが発表した「最高」のチャットボットとの比較で、より魅力的との評価を得たという。
イスラエル、新型コロナのハイリスク者をAIで特定
新型コロナウイルス感染症への感染で重篤化するリスクが高い健康保険加入者を特定する人工知能がイスラエルで使われている。ただし、27年分の膨大な医療記録を使ったAIを他国で展開するのは難しいかもしれない。
オープンAI、有名アーティスト風のポップスを深層学習で生成
オープンAIは、深層学習アルゴリズムを用いてポップスの楽曲を生成する人工知能(AI)を発表した。ケイティ・ペリー、エルビス・プレスリー、ナズといった有名なパフォーマーのスタイルで、そこそこの出来の「歌」を生成できる。
特別寄稿:米国には1日数百万規模の検査を実施できる技術がある
米国が経済活動を再開するには、検査を1日に数百万件以上実施する必要がある。クリスパー(CRISPR)の共同開発者の1人であるMITのフェン・チャン教授ら著名科学者は、既存技術での検査プロセスの大変革を主張する。
フェイスブック、ボットを使った偽ユーザー同士の交流でバグ探し
フェイスブックは、プログラムを変更した影響を確認する新たな方法を開発した。
グーグルとアップルの新型コロナ接触者追跡、その課題は?
グーグルとアップルが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の接触者追跡を実現するシステムの開発を急いでいる。Bluetooth信号を使う課題とは何か。
この連載の記事
-
第313回
ビジネス
物理学者が感じた 「数学」を学ぶ意義/グーグルのSFっぽいAI「アストラ」を体験してきた -
第311回
ビジネス
マイクラ内に「AI文明」誕生/米司法省、グーグルにChrome売却も要求 -
第310回
ビジネス
CO2排出「責任論」の複雑な現実/「奇跡の薬」エクソソームの実態 -
第309回
ビジネス
AIの「頭の中」で何が起きているのか/トランプ再選でCOP29はどう動く? -
第308回
ビジネス
驚きのマイクラ風生成動画/AIは量子コンピューターを不要にするか -
第307回
ビジネス
オープンAIが強化するプラットフォーム戦略/トランプ再選、気候対策への影響は? -
第306回
ビジネス
生成AIモデルを作って学ぶMITの新アプリ/MITTRが選ぶ日本発U35イノベーター -
第305回
ビジネス
大規模農業を脅かす「スーパー雑草」/チャットGPTは相手の名前で対応が変わる? -
第304回
ビジネス
チャットGPTの回答は名前で変わる/ノーベル賞受賞者が語っていたこと -
第303回
ビジネス
「GPT-4o超え」のオープンモデル/ジェフリー・ヒントン、 ノーベル物理学賞受賞 -
第302回
ビジネス
CRISPR、発明者が特許一部取り下げへ/AIで進化したARグラス - この連載の一覧へ