みなさん、セブンの「青のコーヒー」、飲みましたか?
セブン-イレブンでは、12月4日から「青のコーヒー」こと「高級キリマンジャロブレンド」を販売中です。R(レギュラー)110円、L(ラージ)160円。
高級銘柄として知られるキリマンジャロ豆を贅沢に使用し、ヘビーなボディと甘みを実現したとのこと。
コーヒー豆の“キリマンジャロ”といえば、高級豆の王道。コーヒーにあまり詳しくないという人でも耳にしたことはあるでしょう。価格もちょっと高く、定番の「ホットコーヒー」がR 100円、L 150円なのに対して、10円高値です。とはいっても、10円なので本当に“ちょっと”の差。
セブンの10円高い「青のコーヒー」はおいしいか?
はたして10円の差で味は変わるのでしょうか?
飲み比べてみると、ひと口目から明確に「違う」とわかりました!
定番コーヒー、いわゆる「白のコーヒー」は、スッとなめらかに入ってきて、酸味、苦みがバランス良く広がるのに対して、「青のコーヒー」は口に含んだ瞬間からドシンとした重量感ある味わい。苦み、コクが深く、芯がしっかりとしています。
けして白のコーヒーが薄いというわけではないのですが……。私は、青のコーヒーを飲むその日までは、セブンのコーヒーは100円にしては豆の旨みがしっかりと感じられて飲みごたえあるなぁ、と思っていました。でも一度、青のコーヒーを飲むと、比較した時に白のコーヒーがふわっと軽い。高級豆の貫禄を見せつけられた気分です。
発売して一週間たちましたが、SNSではおおむね好評。「この味ならカフェ行かなくてもいい」「10円の差額でこの味ならお得」といった好意的な声が多いです。ただ、もちろん好き好きで評価はわかれるもので、「ふだんのコーヒーのほうが好き」「慣れない」といった声も見かけられます。白のコーヒー派も健在ですよ。2種のコーヒーの両方にファンがいる、良い状況ではないでしょうか。
また、「いつものコーヒーより飲みやすい」といった声もあるようです。
そうなんです。青のコーヒーが“濃い”というと、飲みづらいのかもと思うかもしれませんが、深煎りのため酸味があまりなく、苦みの中にほんのりと甘みも感じられます。白のコーヒーのほうが酸味を感じやすかったので、コーヒーの“ツーン”とした感じが苦手という人にとっては、青のコーヒーのほうが飲み進めやすいかもしれません。
セブンのコーヒーのバリエーションが増えたのがいちばんうれしい点。サンドイッチなど食事に合わせるなら白のコーヒー、眠気覚ましに青のコーヒーなど、シーンによって変化をつけるのアリです。
ちなみに青のコーヒー、マシンの仕組みもおもしろいですよ。専用のコーヒーマシンに青いカップをセットすると、自動で認識してくれて、高級キリマンジャロブレンドが注がれるようになっていました。白いコーヒーカップでうっかり高級コーヒーを注いでしまった……といった心配が不要です。色でカップの違いを認識するよう、システムが組み込まれているんですね。
マシンの仕組み含めて興味深いセブンの青のコーヒー。まだ、という人は10円奮発して試してみては。いつもとは違う味を楽しめます!
※価格表示は消費税8%の「税込」
書いた人:記者ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】♪

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