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Windows Info 第198回

Windows 10の秋のアップデートは数分で終わる! 「November 2019 Update」はこっそり忍び寄っていた

2019年11月17日 10時00分更新

文● 塩田紳二 編集● ASCII

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長いオフライン時間をともなうアップデートは
春の年に1回になる

 Ver.1909でのアップデート方式の最大のメリットは、長時間のオフライン時間を要する機会が、年1回に減ったことだ。フルアップデートは、PC性能への依存も大きく、最新のマシンならば1時間程度で終わるが、Atom系のようなCPU性能が低いマシンでは、3~4時間程度かかることがある。さらに旧式のマシンでは、もっと長い時間がかかる。

 筆者の手元にある第3世代CoreシリーズのCeleronマシン(1.7GHz動作、4GBメモリでストレージはHDD)で、Ver.1903へのアップデートに8時間かかった。しかも98%になってからが異常に長く、トラブルかと思い1度は6時間経過したくらいで強制リセットしてしまった。時間のあるときに放置しておいて、8時間でようやく完了した。さすがにこんなに長いと、業務用マシンだと丸一日仕事にならない。こうしたこともあり、年2回の機能アップデートはあまり評判が良くなかったわけだ。

 そこで秋のアップデートでは、大きな新機能を諦め、比較的変更の小さい機能だけを導入するようにして、品質アップデートを複数回に分けてインストールするようにした。これならば、毎月の品質アップデートで段階的に更新していくことができる。低スペックのマシンや旧式のマシンでも、インストール時間が毎月に分散されるため、作業できない時間を見かけ上は少なくすることが可能だ。

 ただし、この方式でのアップデートを利用するには、春の機能アップデートを適用していることが必須となる。つまり、機能アップデートを飛ばしてしまうと、このメリットを利用できなくなる。機能アップデートに数時間以上かかってしまうマシンでは、どうしても年1回は“苦行”に耐える必要がある。ただ、企業内利用では、リース期間の4年などをメドにハードウェアが新しいものに置き換わっていくため、アップデートに長時間かかるマシンは、徐々に減っていくことになるだろう。

 というわけで、来年春(おそらく一般向け配布開始は5月)には、低スペックのマシンにとっての“苦行”が再びやってくる。半年というのは意外に短いものだ。新しいマシンに買い換えるという選択肢もあるが、SSDへの換装、さらにはメモリの増設を考えたほうがいいかもしれない。

 実際、筆者の手元にあるもう少し性能がマシなマシン(1.7GHz動作の第3世代Core i5、4GBメモリ、SSD搭載)は、長くても3~4時間程度でフルアップデートが終了する。わずかな違いだが、所要時間に大きな開きがある。メモリやSSDは、普段利用しているときのパフォーマンスも向上させることになるため、メリットは大きいはずだ。

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