低価格スマホながらカメラが強力
インスタ映え狙いなら必要条件は十分クリア
さて、2017年6月に「HUAWEI P10 Plus」が登場して以降、スマホのカメラ機能は圧倒的な進歩と同時にユーザーの期待を背負っている、スマホで一番メジャーな機能かもしれない。そして、写真や動画の撮影や再生、表示は、ゲームと並んでスマホの実力をわかりやすく示す一つのバロメーターでもある。
実は筆者自身「HUAWEI Mate 20 Pro」「HUAWEI P30」といずれもカメラ機能に長けた2台を併用しているので、正直、OPPO Reno Aのカメラ機能に対する期待値はそれほど高くはなかった。ところが、実際に持ち歩いて日々使ってみると、これがなかなか凄いことに気がつきだした。
最終目的が高級な高解像度カラープリンターでの印刷とかでなく、SNSなどでの利用やインスタ映え狙いなら、もう必要十分条件は完全にクリアしている。今回は気合を入れて撮影する時間もヒマもなく、愛犬の朝晩の散歩と、自宅のダイニングテーブル上、スーパーマーケットに買い物に行ったついで、そして近所のお気に入りの中華料理店に行った時に撮影したOPPO Reno Aのスナップを12枚ほど掲載した。
※以下の作例はすべて実サイズで掲載しています。データ通信量にご注意ください。
背景ボケ(ポートレート)も夜間モードも税込3万9380円のミッドレンジスマホとはとても思えない雰囲気だ。最後に個人的にはそれほど興味のないことだが、OPPO Reno AとHUAWEI Mate 20 Proのベンチマークの結果の大雑把な概要だけを掲載しておく。
評判に惹かれて衝動買いしてしまったOPPO Reno A。この価格帯で、6.4型の有機ELディスプレーとデュアルSIM、IP67防水、おサイフケータイ対応、顔と指紋認証、高機能なカメラ搭載、Type-Cポート、イヤホン端子搭載など、もはや買わない理由を見つけるのが難しい秀作だ。
今回の衝動買い
アイテム:OPPO「OPPO Reno A(ブラック)」
・購入:ヨドバシ.com
・価格:3万9380円
T教授
日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
「OPPO Reno A」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | OPPO |
ディスプレー | 6.4型有機EL(19.5:9) |
画面解像度 | 1080×2340 |
サイズ | 約158.4×75.4×7.8mm |
重量 | 約169.5g |
CPU | Snapdragon 710 (オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
OS | ColorOS 6 (Android 9ベース) |
SIMスロット | nanoSIM×2 |
対応バンド | LTE:バンド1/2/3/4/5 /7/8/18/19/26/28 /38/39/40/41 3G:バンド1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
カメラ | アウト:約1600万画素+約200万画素 /イン:約2500万画素 |
バッテリー容量 | 3600mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○ |
生体認証 | ○(画面内指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ブルー、ブラック |
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