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山根博士の海外モバイル通信 第468回

LG「G8X ThinQ」は新世代の合体スマホ、ノートPCドックが欲しい!

2019年10月29日 10時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII編集部

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物欲が刺激される合体スマホがLGから!

専用カバーで2画面になるLG G8X ThinQ

 ソフトバンクから発売予定の「LG G8X ThinQ」(LGエレクトロニクス製)はまさかの2画面スマートフォン。通常は普通のスマートフォンですが、ディスプレーを内蔵したカバーを取り付けると2つの画面を備える2画面端末に変身します。

カバーは本体と同じディスプレーを搭載している

 LGの合体型スマートフォンといえばカメラグリップなどを装着可能な「LG G5」が2016年に登場するも、ユーザーニーズにマッチせず普及はしませんでした。しかし、G8X ThinQは今の時代だからこそ必要とされる、2画面同時利用を可能にする製品ということで日本でも話題になりそうです。

実験的な存在に終わってしまったLG G5の合体システム

 LG G8X ThinQは本体にデュアルスクリーンカバーを装着するだけで簡単に2画面化が可能です。両者の接続は本体下部のUSB Type-C端子を使うだけ。そのため、今後出てくるLGのハイエンド端末にも同様のカバーが登場し、2画面化できる可能性も秘めています。

G8X ThinQとはUSB Type-C端子で接続される

 サムスン電子やファーウェイは1枚のディスプレーを折りたためるフォルダブルディスプレーを搭載したスマートフォンを開発していますが、あくまでもメインの使い方は1枚の大きいディスプレーとしての利用。Galaxy Foldは2つのアプリを同時に動かすこともできますが、G8X ThinQならば最初から2つのアプリの同時利用が可能。2つの画面をつなげて1枚にして使うことはできないものの、マルチタスク全盛な今の時代ならG8X ThinQのほうが使い勝手が高いかもしれません。

2つのアプリを常に使う人には便利

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