シンプルだが上質にまとまったインテリア
室内に目を向けると、目に飛び込むのは6速MTとサイドブレーキ。ちなみにAT仕様は電子式です。シフトノブは革と金属によるもので、誤操作防止のためバックを入れる時はシフトノブ下のレバーを引っ張りながら入れます。サイドブレーキは一見「え?」と思う形状ですが、実際に使うと使いやすく、坂道発進もラクラクです。
操作系で特異なのは走行モード。R.S.Driveボタンを押すと、エコからレースまで5モードから選択ができます。走行面では、ステアリングの重さ、そしてアクセルレスポンス、電子制御が変わります。ちなみに、レースモードにするとトラクションコントロールなどすべて解除されてしまうので注意が必要です。
そのほか、メーターや車内照明が変わります。面白いのはパーソナルセッティングが可能なこと。メーターの形、色、そして走行面のセッティングが自分好みにできます。
車内は前も後ろもヌバック系に赤いステッチ。このカッコよさはスポーツグレードならではです。さらに助手席やドア部分に設けられた「ルノー・スポール」の文字が気分を盛り上げてくれます。嫌味に感じさせない辺りが、フランスのセンスなのでしょう。

この連載の記事
-
第588回
自動車
都市型SUVの新定番! マツダ「CX-30」がもたらす新感覚ドライブ -
第587回
自動車
死角ナシの万能SUV! マイチェン版トヨタ「カローラ クロス」に乗ってわかった“しっとり快適”の正体 -
第586回
自動車
今しか選べない“熱き”ガソリンSUV!マセラティ「グレカーレ」の真髄を体感する -
第585回
自動車
カッコいいワゴンは健在! アウディの新型「A5 Avant」は流麗なデザインと広々ラゲッジでアウディらしさを継承する -
第584回
自動車
「VEZEL e:HEV RS」は後出しズルい! と言いたくなるほどイイクルマだった -
第583回
自動車
採点方式が激変の2025年「日本カー・オブ・ザ・イヤー」最終決戦! 10ベストカー試乗会レポ -
第582回
自動車
BMW「X2 M35i」はカジュアルさとBMWらしさが高次元にバランスした日本にピッタリなSUV -
第581回
自動車
フォルクスワーゲン「ゴルフ GTI」はオトナになったボーイズたちに勧めたいぜいたくな1台 -
第580回
自動車
プジョーの新SUV「3008」はデザインでの購入者が大半! リゾートホテルのような内装とクーペフォルムが牽引する -
第579回
自動車
新型「プレリュード」は今のHondaを凝縮したハイブリッドスポーツの前奏曲だ! -
第578回
自動車
クラウン・エステートで車中泊体験! 「おもてなし」シートで過ごすぜいたくなドライブ体験 - この連載の一覧へ













