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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第17回

激辛だけどやめられない! FF最速の血をひく「メガーヌR.S.カップ」を試乗

2019年10月22日 12時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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シンプルだが上質にまとまったインテリア

 室内に目を向けると、目に飛び込むのは6速MTとサイドブレーキ。ちなみにAT仕様は電子式です。シフトノブは革と金属によるもので、誤操作防止のためバックを入れる時はシフトノブ下のレバーを引っ張りながら入れます。サイドブレーキは一見「え?」と思う形状ですが、実際に使うと使いやすく、坂道発進もラクラクです。

赤いステッチがやる気にさせるシフトノブとサイドブレーキ

コクピットの様子

アルミ製ペダルを備える

 操作系で特異なのは走行モード。R.S.Driveボタンを押すと、エコからレースまで5モードから選択ができます。走行面では、ステアリングの重さ、そしてアクセルレスポンス、電子制御が変わります。ちなみに、レースモードにするとトラクションコントロールなどすべて解除されてしまうので注意が必要です。

 そのほか、メーターや車内照明が変わります。面白いのはパーソナルセッティングが可能なこと。メーターの形、色、そして走行面のセッティングが自分好みにできます。

センターコンソールに設けられたR.S.Driveボタン

走行モード切替の様子

Naturalモードのメーター表示

Sportsモードのメーター表示

Raceモードのメーター表示

Sportsモードの車内照明

走行モード切替の様子

 車内は前も後ろもヌバック系に赤いステッチ。このカッコよさはスポーツグレードならではです。さらに助手席やドア部分に設けられた「ルノー・スポール」の文字が気分を盛り上げてくれます。嫌味に感じさせない辺りが、フランスのセンスなのでしょう。

後部座席

足元はやや狭め

ドアを開けるとルノースポールの文字が出迎える

助手席に設けられたルノースポールのエンブレム

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