GIGABYTEの240Hz液晶「KD25F」はゲーミング環境に革命をもたらす
「PUBG」や「Fortnite」、「Rainbow Six Siege」など、eスポーツ性が高いゲームでは、ディスプレーデバイスの性能も重要になる。
一般的なリフレッシュレート60Hzのディスプレーでプレイするよりも、高リフレッシュレートのディスプレーを使った方が、ゲームの動きをより滑らかに、より見やすい形で把握できる……なんてことはPCゲーマーにとってはもはや常識だ。
最近はリフレッシュレート144Hz、応答速度1ms程度のゲーマー向け液晶ディスプレーもずいぶん安く出回るようになってきた。フルHDなら安いもので2万円台終盤、4~5万円のものが売れ筋となっている。
だが皆が144Hzのディスプレーを使っているなら、それを上回るにはより高リフレッシュレートのものを使わねばならない……そこで注目されはじめたのが240Hzのディスプレーだ。
一口に240Hzといってもネイティブでリフレッシュレート240Hzに対応しているものと、バックライトの点滅を240Hzにして擬似的に対応しているものの2種類があるが、今買うなら断然ネイティブ240Hzのものだ。
BENQやDell、ASUSなどさまざまなメーカーが参入しているが、今回は6月に発売されたGIGABYTE「AORUS KD25F(以降KD25Fと略)」をテストする機会に恵まれた。
普段は4K@60Hzの液晶で画面の細やかな描写を楽しんでいる筆者だが、しばし勝負の世界に戻るためのディスプレーを使い込んでみたい。
写真でみる「AORUS KD25F」
まずはKD25Fの外観からチェックしよう。ノングレアTNパネルを採用し、パネルサイズ対角24.5インチとなっている。兄弟機として27インチパネルを利用したWQHD液晶「AORUS AD27QD」があるが、AD27QDの応答速度は1msなのに対し、KD25Fは0.5ms(いずれもMPRT)とさらに高速となっている。
発色や解像度、そして映像の迫力を重視するならAD27QDだが、高速応答性やより楽に画面全体を観ることを重視するとKD25Fに軍配があがる。
まずデザイン面から見ていくと、上・左・右の実質的ベゼル幅は約6mmの今風のスタイル、奥行きは236mmとやや深めだが専有面積の少ない合理的なベースを備えている。
スタンド部は最大130mmの高さ調整、スイーベル左右20度&チルト-5~21度、さらにパネル自体が90度回転可能なので自分の好きなポジションに合わせやすい。
背面はAORUSロゴや鳥の羽根をモチーフにしたLEDイルミネーション機構が組み込まれており、おなじみ「RGB Fusion 2.0」を利用することで発光パターンを自在に調整できる。
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