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業界人の《ことば》から第347回

JEITAがIT企業の業界団体から変化している背景とは

2019年06月14日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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今回のことば

「JEITAは、Society 5.0を支える業界団体と言っても過言ではない。このプラットフォームを構築するうえで、なくてはならない企業が集結している」(電子情報技術産業協会の遠藤信博会長)

単一の業界だけ考えるわけにはいかない

 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の新会長に、NECの遠藤信博会長が就任した。

 就任会見で遠藤会長が強調したのが、JEITAの変革であった。

 遠藤会長は、JEITAの源流が1948年に設立した無線通信機械工業会(のちの日本電子機械工業会)であり、2000年11月には、日本電子機械工業会と日本電子工業振興協会の統合によって、電子情報技術産業協会(JEITA)が発足した歴史に触れながら、

 「今年はJEITAが発足してから、20年目の節目の年となるが、その間、当業界はまさに激動の時期を過ごした。猛烈なグローバル化とデジタル化の波を受け、変化を余儀なくされた局面もあった。

 そして、いまはIoTやビッグデータ、人工知能といった技術の進展によって、産業構造や社会構造そのものが大きく変わりつつある。それにあわせて、業界団体の役割も大きく変った。従来型の産業ごとの垣根は崩れ、もはや単一の業界のことだけを考えて行動する時代ではない」と切り出す。

 一方でこうも指摘する。

 「業種や業界、地域や国家の枠を超えたデータの利活用には、ルールの策定、標準化などを、従来の枠にとらわれず、スピーディーにならないといけない。そのためには、業界団体も変化していかなければならない」。

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