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COMPUTEX TAIPEI 2019レポート 第10回

名作Quake IIが高画質になって復活、無料ダウンロード可能に

2019年05月28日 22時48分更新

文● ドリル北村/ASCII編集部

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 FPSゲームの名作Quake IIを最新のGPUで遊べるように改良した「Quake II RTX」が、6月6日にGeForce.comから無料でダウンロード可能になるとNVIDIAが発表した。

NVIDIAが、27日に開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2019の基調講演で「Quake II RTX」を6月6日から無料配信すると発表

Quake II(左)とQuake II RTX(右)の画面比較。パストレーシングを採用した右の画面のほうがひと目でわかるほどきれいだ

 Quake II RTX は、シャドーやリフレクション、リフラクションなどの照明効果を単一のレイトレーシング・アルゴリズムに集約させる、レイトレーシングの手法の1つのパストレーシングの手法を全面的に採用した、世界初のゲームとなる。

 このパストレーシングによって、1997年に初登場した世界で人気のあるゲームの1つであるid SoftwareのQuake IIが、きれいなビジュアルになって復活を果たした。なお、リアルタイムで 「Quake II RTX」を稼働させるには、少なくとも GeForce RTX 2060の仕様が最低限必要となる。

パストレーシングは、すべての照明効果をレイトレーシングの単一のアルゴリズムで統一する方法で、シーンを通じて光線 (パス) をトレースするもの。パストレーシングは映画のCGで使用されているが、これまでゲームに使うのには費用がかかりすぎていた

リアルタイムで「Quake II RTX」を稼働させるには、少なくとも GeForce RTX 2060の仕様が最低限必要となる

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