このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

柳谷智宣がAdobe Acrobatを使い倒してみた 第97回

PDFに入れた注釈の対応漏れを防ぐ新機能「チェックボックス」を利用してみる

2019年06月04日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII

提供: アドビ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

本連載は、Adobe Acrobat DCを使いこなすための使い方やTIPSを紹介する。第97回は、コメントの対応漏れを防ぐためのチェックボックスを追加してみる。

「チェックボックス」機能で大量のコメントを処理

 プレゼン資料や企画書などをレビューする際、記入されたコメントを処理していく必要があるだろう。プロセスを管理するなら「ステータス」機能を利用でき、コメントの右クリックメニューから選択できる。しかし、大量のコメントをざっとチェックし、「見たよ」という印のためにメニューを開いて選択していくのは少々面倒くさい。

 そんな時は、2018年12月に新搭載されたコメントの「チェックボックス」機能を利用しよう。標準では無効になっているので、まずは「編集」メニューから「環境設定」を開き、「注釈」をクリックする。「注釈の作成」→「注釈メモにチェックボックスを表示」にチェックを入れ、「OK」をクリックすると、チェックボックスが現れる。

 「チェックボックス」をクリックするとチェックマークが入るので、「コメントの内容を確認したよ」や「修正しました」という意味で処理済み、という感じで活用できるようになる。ちなみに、「・・・」メニューから「チェックマークを追加」をクリックしてもいい。

これまでも、コメントの右クリックメニューから「ステータスを設定」を設定できた

「承認」や「却下」などをアイコンで表示し、わかりやすい

チェックボックスを有効にするなら、まずは「環境設定」を開く

「注釈メモにチェックボックスを表示」にチェックを入れる

コメントにチェックボックスが現れるのでクリックするとチェックが入る

メニューから「チェックマークを追加」をクリックしてもチェックを入れられる

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

目からウロコのPDF使いこなし術【アクロバット連載100回記念放送】