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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情第511回

Ice Lakeは6月から出荷開始 インテル CPUロードマップ

2019年05月20日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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Cooper Lake/Ice LakeベースのXeonでは
おそらくマザーボードの変更が必要

 次にXeonの製品ラインであるが、また新しい話がさりげなく突っ込まれていた。下の画像は直近の動向であるが、Ice LakeベースのXeonは出荷こそ来年前半期であるが、サンプル出荷はすでに開始しているというのだ。

Ice Lakeのロードマップ。Cooper Lakeは連載472回で紹介している

 実はCooper Lake/Ice Lakeではおそらくプラットフォームの変更が必要である。主な理由はPCI Express Gen4への対応である。

 PCI Express Gen4では信号速度が倍になり、その結果として引き回せる配線の長さが半分になってしまい、これを延長するためには配線の途中にReTimerと呼ばれるバッファ(ブリッジチップ)を挟む必要がある。これを挟まないと実際にはPCI Express Gen3相当でしか利用できなくなってしまう。

 逆に言えばPCI Express Gen3で構わないとのであれば(ソケットの互換性があってBIOSアップデートをかければ)既存のマザーボードでIce Lakeも運用できると思うが、Xeonであっても特にストレージ回りはPCI Express Gen4の帯域を要求されることが多くなると思うので、おそらくはマザーボードの交換が必要である。

 ということはサーバーメーカーにとっては検証をフルに行なう必要があるわけで、このために半年以上のリードタイムが必要というのは不思議ではない。

 現状Xeon向けのIce Lake(Ice Lake-SP)はフル生産ではなく、あくまでもサンプル出荷に足りる程度であろうとは思うが、それでもすでに出荷を開始していることが確認された形だ。

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