3段変形もできる多目的極小モビリティがカッコ良すぎた!

文●林 佑樹 編集●ASCII編集部

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マクロスのような3つの変形がポイント

 多目的極小モビリティは3つ形態を持つ。シルバーカーモードとシニアカーモード、キックスケーターモードだ。前輪部以降を伸縮させて可変する仕組みとなっており、前輪駆動になる。サイズは下記を参照してもらうとして、重量はプロトタイプで約22kg。目標は約10kg(センサーアリで約15kg)とのこと。

シルバーカーモード。550×950×650mm

シニアカーモード。550×950×950mm

キックスケーターモード。550×950×950mm

 車椅子との連結も想定しており、移動中に車椅子の人を見かけたら、途中まで多目的極小モビリティで移動を補助してあげるようなことも視野に入れている。車椅子経験があればよくわかると思うが、動き出すまでの負荷や上り坂時の負荷を多目的極小モビリティで減らそうというわけだ。

運搬向けの形態もある

変形は手動となるが、ギミックの簡素化が進んでいる

荷物が多い短距離の移動に便利!

 試乗してみたインプレッションでは、シルバーカーモードとシニアカーモードは高齢者向けという位置づけだが、移動手段としてはラクで荷物が多いときに助かりそうで、アップダウンの多い場所で重宝しそうである。シニアカーモードで実際に国立環境研究所内を移動してみると、ちょっと止まって撮影というのもできれば、そのまま建物に入ってエレベーターに乗るまで楽に行なえた。高齢者向けの乗り物である印象はほとんどなく、小便利な乗り物だなぁと思うばかりだった。展示会取材時の移動手段に欲しい。

 また旋回半径の小ささもポイント。折り返したいときなど下りる必要がなく、その場でサクッと旋回できる。これは下記の動画でもよくわかるハズ。キビキビと旋回できて気持ちいい。

 撮影込みの取材時のパックパックはだいたい7〜8kgになりがちなので、多目的極小モビリティがあると負担が減りそうだ。観光する場合、地域によってはタクシーがそもそも走っていなく、歩くにはきつい場所まで行けないこともあるが、そういったときにもあると行動範囲を拡げられそうだ。


3つのモードに変えて、国立環境研究所内を移動してみた動画。旋回半径が狭いため、エレベーター内でも旋回できたのが面白かった。

ブレーキは自転車と同じ

 キックスケーターモードは安全に利用できる身体能力を持つ人を前提としているため、上記2モードとは印象が大きく異なった。動力源非搭載のキックスケーターのように片足だけを乗せて移動してもいいし、上に乗って移動してもいいほか、荷物を載せておくこともできる。プロトタイプではハンドルの高さ調整ができなかったが、それに対応するとお出かけ用としての使い勝手が向上しそうだ。

後輪部は横幅を短くできるようにするそうだ。上記でも発生しているが、わりと足がぶつかりやすかった

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