ドライブレコーダーはメーカー純正モデルが使いやすいワケ

文●栗原祥光 撮影●栗原祥光 車両協力●ホンダアクセス

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設定がラクなフロント用ナビ連動ドラレコ

 ホンダアクセスからは4種類のドライブレコーダーを用意されていますが、今回フロントのルームミラー左側に取り付けられたドラレコ(3万240円)は「ナビ連動タイプ/駐車時録画機能付き」のモデル。解像度は1920×1080ドットのフルハイビジョンで画素数は200万画素。水平方向117度、垂直方向70度の視野で、付属する16GBのマイクロSDカードに高画質モードで約260分/標準モードで約350分の動画録画が可能です。

ナビ連動モデルなのでモニターは不要。とてもシンプルが外観です

付属するマイクロSDカード。そこにもGathersの文字が!

 事故など万が一の時は、前約12秒/後約8秒のイベント記録を実施(最大20件)。また駐車監視機能も備えており、駐車後は約30分間録画するほか、衝撃を検知するとその瞬間から自動で60秒間録画を開始。当て逃げやドアパンチなどされても録画します。

 ここまで見ると、普通のドラレコとあまり変わりはないように見えますが、大きな違いは専用設計ということ。たとえばアイドリングストップ時に電源電圧が降下しても、純正設計なので継続して録画し続け撮り逃さないほか、エアバッグが展開した際にドラレコとぶつかってエアバッグが破れない形状や取り付け位置を選定。

 そして近年のホンダ車には、高速道路を走行する際、車線の中央付近を維持するようにステアリング操作を支援し、ドライバーの運転負荷を軽減する車線維持支援システムや衝突軽減ブレーキ、先行車発進お知らせ機能といった「Honda SENSING」と呼ぶ安全運転支援システムを搭載する車が増えてきました。

 これらの機能は主にルームミラー近傍に備えられた「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」で実現しているのですが、そのミリ波がドラレコの動作に悪影響を与えるのだとか。そのほかスカイツリーをはじめとする電波塔から発する地上デジタル放送波も誤作動や画質の乱れを生む可能性があるのだそう。純正ドラレコはその辺の対策が万全で、確実に録画し続けるとのこと。この安心感こそ純正に求められる性能とも言えるでしょう。

 そしてこのドラレコ最大の魅力はカーナビとの連動。サードパーティー製の後付けドラレコの場合、いざ操作をしようとすると画面やボタンが小さく操作がし辛い場合があります。そんな時にナビ連動タイプは威力を発揮します。

ナビの画面からドラレコの画面をみることもできます

 さらに、パソコンなどを使わなくてもその瞬間の動画を大きな画面で見ることができるほか、マップによる表示のほか、速度、衝撃の大きさといった走行状況の情報と一緒に表示することができます。もしもアクシデントに巻き込まれた場合、事故時の現場検証時、警察官に状況報告がしやすく、処理がスムーズに進みます。

再生画面。走行画面に併せてマップが移動する

 さて、SDカードを取り出してパソコンで動画をチェックしてみます。これは走行した景色をSNSやYouTubeに投稿したり、万が一、動画提出を求められた時にファイルをすぐに見つける必要がある、といったシーンで便利です。ちなみにSDカードを取り出す際は、カーナビの画面で「SDカードを取り出す」を選択してから取り出します。

 まずフォルダーは4階層と、とてもシンプル。そのうちMOVEフォルダに動画が収められています。MOVEフォルダーを開くと、あらかじめ9個のフォルダが用意されており、その中から目的の動画を探していきます。日付で区切られているわけではないので、そこは少し不便さを感じました。

フロント側ドラレコのSDカードを見た様子

MOVEフォルダーを展開した状態

 動画ファイルは「年月日時間」という法則性がありますので、格納しているフォルダーを見つければ、探すのは簡単です。1つの動画ファイルは30秒で、ファイルサイズは38MB程度となっています。

 では実際の画像を見てみましょう。

夜のドラレコ画面

昼のドラレコ画面

 視野角は十分に広い上に、昼夜共に常識的な停車感覚でなら、正面車両の下4ケタの数字は判別可能ですが、小さな文字で書かれている地域名と分類名までは難しいようです。これは他社の200万画素ドラレコでも難しいものがありますので仕方のないところでしょう。とはいえ、証拠能力は十分にあると感じます。動画はとても滑らかであり、不満を感じることはありませんでした。


朝の様子


夜の様子

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