シングルカメラでも
じゅうぶん美しく撮れる
Pixel 3は、流行のデュアルカメラではなく、シングルカメラを搭載している。背面カメラは1220万画素のデュアルピクセル、絞り値はF1.8。夜の撮影をする場合でも、夜景モードなどを使わずにきれいに撮れ、またAIが背景のボケ具合を調整するポートレートモードもナチュラルな仕上がりだった。
ポートレートモードは、前面/背面カメラ、昼/夜で試したが、どの場合でも自然にボケていた。
筆者個人としては、シングルカメラでもじゅうぶんきれいに撮れると感じた。特に晴れた日に撮った写真は、目で見る色味をそのまま再現できていたし、夜景も明暗のメリハリがちゃんと効いていた。ただ、夜に明かりの少ない場所で撮影するときなどは、AIによる処理がやや強く感じられることもあった。
ほかにも、被写体を解析しそのままGoogle検索できる「Googleレンズ」や、ARのキャラクターを使った撮影ができる「Playground」なども試してみた。Googleレンズは、対象をすぐに認識し、検索結果の表示も速かった。花の名前が知りたいときなど、ビジュアルしか手がかりがない場合に使える。テキストも読み取れるため、海外旅行中などは活躍するだろう。
Playgroundも使ってみると、キャラクターはかなりリアルに感じられた。被写体の表情に合わせて動いたり、アクションをとったりするのが楽しい。集合写真にキャラクターを混ぜてみたり、キャラクターと戦っているような写真を撮ったりなど、いろいろな遊び方ができそうだ。
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