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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第127回

日本上陸の「Google Pixel 3」はシングルカメラでも問題なしの品質

2018年11月06日 15時00分更新

文● 友納一樹(ゴーズ) 編集●ASCII編集部

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シングルカメラでも
じゅうぶん美しく撮れる

 Pixel 3は、流行のデュアルカメラではなく、シングルカメラを搭載している。背面カメラは1220万画素のデュアルピクセル、絞り値はF1.8。夜の撮影をする場合でも、夜景モードなどを使わずにきれいに撮れ、またAIが背景のボケ具合を調整するポートレートモードもナチュラルな仕上がりだった。

芝生の緑や、空の青さもきれいに撮れた

店内の暖色系のライトの下で撮影

店内の明かりなど、若干明るすぎるくらいに思えた

こちらは現実に近い色彩だった

 ポートレートモードは、前面/背面カメラ、昼/夜で試したが、どの場合でも自然にボケていた。

日中に背面カメラでポートレートモードで撮影。背景が自然にぼけている

前面カメラで夜に撮影。撮影後に「奥行き」のスライダーを動かしてボケを調整できるのが便利

 筆者個人としては、シングルカメラでもじゅうぶんきれいに撮れると感じた。特に晴れた日に撮った写真は、目で見る色味をそのまま再現できていたし、夜景も明暗のメリハリがちゃんと効いていた。ただ、夜に明かりの少ない場所で撮影するときなどは、AIによる処理がやや強く感じられることもあった。

 ほかにも、被写体を解析しそのままGoogle検索できる「Googleレンズ」や、ARのキャラクターを使った撮影ができる「Playground」なども試してみた。Googleレンズは、対象をすぐに認識し、検索結果の表示も速かった。花の名前が知りたいときなど、ビジュアルしか手がかりがない場合に使える。テキストも読み取れるため、海外旅行中などは活躍するだろう。

カメラに映る物や写真、テキストなどを検索できる。他にも、名刺を映すと名前や電話番号、アドレスなどが自動で登録されるなどの機能がある

 Playgroundも使ってみると、キャラクターはかなりリアルに感じられた。被写体の表情に合わせて動いたり、アクションをとったりするのが楽しい。集合写真にキャラクターを混ぜてみたり、キャラクターと戦っているような写真を撮ったりなど、いろいろな遊び方ができそうだ。

前面カメラでも使える。ヒーローとツーショットが撮れるのはおもしろい

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