●iPhone XRはこれからのスタンダード
まとめると、画面の有機ELや狭額縁であること、望遠カメラにこだわりがある人はiPhone Xを選ぶべきでしょう。
一方、これから先も長く付き合っていくのなら、最新プロセッサーを搭載したiPhone XRのほうが製品としての寿命が長いのは間違いないといえます。
全体を通して、iPhone XRの使用感は、iPhone XSと並べて比較しない限り、ほぼ同じ印象です。実売価格の安さも相まって、iPhone 7やiPhone 8に代わる、日本で最もスタンダードなiPhoneになりそうです。

この連載の記事
- 第270回 iPhone値上げ、Pixel躍進──2022年のスマホを振り返る
- 第269回 アップル「iPad(第10世代)」なぜ値上げ?
- 第268回 iPhone「mini」ユーザーはどこへ向かうのか
- 第267回 アップル「M2 MacBook Air」M1ユーザー視点でレビュー
- 第266回 iPhone値上げ 高コスパAndroidにチャンスはあるか
- 第265回 アップル製品の「壁」を取り払う新機能に注目 #WWDC22
- 第264回 メガネをかけると大画面? 「Nreal Air」を試した
- 第263回 在庫不足のアップル、コスト増のアマゾン──GAFA決算、各社の課題浮き彫り
- 第262回 出張用のPCやモバイル回線を見直した
- 第261回 アップル「Mac Studio」Mac miniから買い換える価値はある?
- 第260回 楽天モバイル「Apple Watch」は新たな強みになるか
- この連載の一覧へ