「加納氏の影響力は温存された」との指摘も:
ビットフライヤー社長辞任で変わること 変わらないこと
2018年10月04日 09時00分更新
ビットフライヤーの新体制 筆者作成
10月に入ると同時に、国内最大級の仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)が新体制を発表した。さまざまなニュースの見出しに踊ったのは、創業者である加納裕三社長の辞任だ。
加納氏は、もっとも早い時期に仮想通貨の取引所を立ち上げるなど業界を引っ張ってきただけに、その去就が注目されるのは当然だろう。
bitFlyer Holdings(ビットフライヤー・ホールディングス)を新たに立ち上げ、三井住友フィナンシャルグループ出身者を新しい代表取締役に迎えるなど、ビットフライヤーの体制は大きく変わった。しかし新しい体制をよく見てみると、変わったこと、変わらなかったことの両方がありそうだ。
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