外付けカメラでの撮影時には
GEMINI PDAの液晶を開く必要あり
外部カメラを使って被写体を撮影するには、シャッターボタンやファインダー機能、そのほかさまざまな設定操作は液晶画面上で行うため、クラムシェル型の液晶画面を必ず開く必要がある。しかし、キー入力が命のPDA型スマホであっても、筆者的にはカメラ機能はやはり必要な機能だろうと考えている。
500万画素という現代では非力なイメージのデジカメ機能でも、無いよりは遥かに良い。今回は、キットに付属の組み立て説明書や自宅近隣の風景を、カメラ機能をアドオンした「GEMINI PDA(500万画素)」、筆者のメインスマホである「HUAWEI P20 Pro(1000万画素として設定)」「NOKIA 8110(200万画素)」「Jelly Pro(800万画素)」の4台を持ち歩いて撮影してみた。
ドキュメント撮影に関しては、ビジネス的には何とか使えるレベル。風景や物撮りでは、画素数なりの差が感じられるのは止むを得ないだろう。ビジネスエリアで活躍が望まれるGEMINI PDAなら、もらった名刺を事後すぐに撮影したり、ホワイトボードの議事録を撮影したり、商品サンプルのイメージを記録する程度のことに使うのが妥当だろう。
筆者的には、昨今のスマホ機能に加えて、議事録書きや原稿ネタのハイライトをキーインしたり多少の長文も入力できるフルキーボードを搭載しつつ、堅牢でどこにでも片手で持ち歩けるという往年のPDAの良さに撮影機能が付加されることで、ますます楽しくて実用的なGEMINI PDAに成長したと感じている。贅沢を言えばきりがないが、ひとまずは今のカメラ品質に納得して使い続けようと考えている。

今回の衝動買い
アイテム:「GEMINI EXTRENAL CAMERA MODULE」
販売:https://store.planetcom.co.uk/
価格:39.99ポンド
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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