■サマータイムよりも未来につながる投資を
もし、IT業界にヒトが余っていれば、こうした「特需」を歓迎する向きもあるでしょう。しかし国内のIT人材はむしろ不足しています。そもそもシステムは動いて当たり前で、少しでもトラブルがあれば責められる日本の状況を考えれば、デスマーチと化す前に一刻も早く逃げ出すことをおすすめしたいほどです。
今後の日本はAIやIoT、ロボットを採り入れた超スマート社会「Society 5.0」に向けて、従来のIT技術を活用したデジタル化や自動化を含め、多くの人材を投入する必要があるのは明らかです。
それにも関わらず、ただでさえ貴重な人的資源を浪費することになれば、日本はサマーどころか真冬の時代に突入することになるでしょう。
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