サイボウズ社が提供しているウェブサービス「kintone」は、一言で言うなら「簡単に自社の業務に適したシステムを作成できるクラウドサービス」だ。業務アプリを直感的に作成できるほか、社内SNSとしての機能も備えスピーディーに情報共有ができるなど魅力が盛り沢山だ。
本連載では、そんなkintoneの導入から基本機能の紹介、そしてアプリの活用法など、ビジネスの現場で役立つ情報を取り上げていく。第49回では、お知らせ掲示板をスペースやアプリのランチャーにしてみる。

頻繁に利用するスペースやアプリを目立つようにしよう
スペースやアプリが増えると、使いたいアイコンを探すのが面倒になってくる。もちろん、お気に入りに登録したり検索したりすれば、スクロールして探すよりは早く見つけられるがそれでも手間がかかる。頻繁に利用するスペースやアプリが決まっているなら、お知らせ掲示板にリンクを張ったアイコンを並べればいい。ランチャーのように利用でき、誰でも即目当てのスペースやアプリにアクセスできるようになる。
まずは、アイコンの画像を用意して、スペースやアプリ名などを合成する。特に決められているものがないなら、フリー素材と画像編集ができるウェブサービスを利用すればいいだろう。今回は、「FLAT ICON DESIGN」と「画像加工サイト Quick Picture Tools」を利用した。
お知らせ掲示板の編集画面を開き、「ファイルを添付する」アイコンをクリック。画像をまとめて選択し、読み込む。アイコンはドラッグ&ドロップで位置を変更できる。アイコンが大きすぎる場合は、画像をクリックするとサイズを変更できる。100~750ピクセルの4種類と元のサイズが選べる。

この連載の記事
- 第112回 Zoomの録音をkintoneに登録し、ChatGPTに議事録を生成させる連携にチャレンジ
- 第111回 kintone×kViewerで飲食店の会員向けページを構築してみた
- 第110回 kintoneのライトコースで全銀データを作成する方法を聞いてみた
- 第109回 kintone仲間と出会える! 楽しく学べるkintoneコミュニティの歩き方
- 第108回 超絶苦手な請求書作成と発送・送信業務をkintoneで半自動処理させてみた
- 第107回 krewDataで売上管理のCSVからデータを取り込み店舗ごとの予実管理を自動集計する
- 第106回 IoTエッジデバイス「Gravio」で取得したCO2濃度をkintoneに記録する
- 第105回 グランプリは相互電業! 愛媛バス、サエラ、RGCのkintone AWARD 2021登壇
- 第104回 医療、福祉、電気工事業界で大きな業務改善を実現したkintone事例がスゴイ!
- 第103回 SNS投稿を添削するアプリを作るようにkintone担当に指示してみた
- 第102回 kintoneの最新アップデートをチェック 2021年8月から11月まで
- この連載の一覧へ