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MSIの「GP63 Leopard」はゲームだけでなくパワフルな業務にも最適

文●中山 智 編集●北村/ASCII編集部

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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デスクトップPCでの作業に近い快適さ

 ゲーミングノートPCということで、各種処理能力も気になるところ。そこでいくつかのベンチマークテストを行ない、実機の性能をチェックしてみた。

 3D描画性能を計測する「3Dmark」では、Direct X12ベースのテスト「Time Spy」とDiverがDX11ベースのテスト「Sky Dive」を行なった。

 「Time Spy」のスコアは4080で、「Sky Dive」は29039。「Core i9+GeForce GTX 1080」のような現時点でのハイエンドゲーミングPCと比べれば物足りない数値だが、ミッドレンジのゲーミングPCとしてみれば、計測中のカクつきもほとんど感じられず、PCゲーム用として使っても問題ないレベルだ。

「3Dmark」の「Time Spy」でのスコア

「3Dmark」の「Sky Dive」でのスコア

 「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」でも、グラフィック設定を「高品質(ノートPC)」、解像度を1920×1080ドットのフルスクリーンで計測したところ、スコアは12951で「非常に快適」という評価だった。

「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」では非常に快適との結果に

 また、CPUの基本性能を測る「CINEBENCH R15」では1155。一般的なアプリの快適さ計測する「PCMark 10」は4953というスコアで、一般的なノートPCと比べれば好成績。デスクトップでの作業に近い快適さが期待できる。

「CINEBENCH R15」でのスコア

「PCMark 10」でのスコア

持ち運ぶのにギリギリ問題ない重量
常時携帯は厳しいが拠点用としては申し分なし

 ちなみに今回製品レビューした時期がGWと重なり、筆者は旅行を予定していたため、海外まで「GP63 Leopard」まで持ち運んでいた。移動中は本体だけバックパックに入れ、ACアダプターはスーツケースへと分けていたが、2.2kgという重量はギリギリ移動に問題ないレベル。

ACアダプターは実測で643g。これも一緒に持ち歩くのはちょっと厳しい

 さすがに日中移動続きの取材などで常時携帯するのは厳しいが、数日間の展示会取材などで移動後はホテルに置いて拠点用のPCとして使うなら十分。逆にパワフルなPCで作業ができるので快適とも言える。

 筆者はPCゲームをあまりプレーしないが、写真の現像や動画の編集など取材旅行中にヘビーな作業をする機会も多く、今回のレビューで俄然興味のあるPCと感じた。

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