自分だけのDDR4メモリーを作れる
SPDエディター&EEPROMライター
パフォーマンスアップに加え、手間がかかるほどかわいくなる的な要素もあるオーバークロック。なかでも、メモリーは動作クロックに加え、CASレイテンシーなどの各種タイミングを詰めていく工程があり、高クロック、低レイテンシーでストレステストをパスした際のうれしさは格別だ。
そんなオーバークロック好き注目のアイテムが、センチュリーマイクロから登場したSPDエディター&EEPROMライターの「SPD PROGRAMMER 2 Lite Edition」(実売価格1万9500円前後)だ。これで限界動作の競技向けや常用向けなどに、DDR4メモリーのSPD情報を書き換えられる。
多くの人にはまったく不要なアイテムと断言できるが、XMP(Intel Extreme Memory Profile)プロファイルの追加から動作クロック、各種メモリータイミングの設定、型番情報を編集でき、自分だけのDDR4メモリーを作成可能という自作erおよびオーバークロッカーの心くすぐる仕様になっている。
「SPD PROGRAMMER 2 Lite Edition」は、基板上に288ピンDDR4メモリースロットを1基備え、PCとUSBで接続。センチュリーマイクロ提供の専用ソフトウェアを使うことで、メモリーのSPDに書き込まれている動作クロックやCASレイテンシーなどを容易に編集できる。さっそく試してみたので、そのメリットを紹介しよう。

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