ヘビーユースにも耐える本格仕様の高コスパゲーミング
Fatal1ty H370 Performance
Fatal1ty H370 Performanceは、ASRockのゲーミングブランド「FATAL1TY GAMING」シリーズに加わったH370チップセット搭載のATXモデルだ。今回発表されたモデルの中では最上位の存在となる。
ブラックとグレーのダークカラーで構成した基板にRGB LED演出を加えたビジュアルまさに2018年仕様のゲーミングモデルという雰囲気。「Polychrome RGB」により、LEDのカラーや発光パターンは柔軟にカスタマイズが可能だ。
10フェーズのVRMは、1万2000時間の長寿命ニチコン製コンデンサー、50Aチョークコイルなど構成部品の品質もワンランク上。MOSFETには放熱性能の高いXXLヒートシンクを装着しており、高負荷を長時間かけるゲームも安心してプレイできる耐久性を備える。
基本機能も十分な内容。デュアルM.2ソケットはいずれもPCI Express 3.0x4とSerial ATA 6Gb/s両対応で、RAIDにも対応する。リアパネルには、Type-CとType-A両方のUSB 3.1 Gen.2ポートを装備する。
有線LANはインテル製、オーディオコーデックはALC 1220。オーディオは、ニチコン製オーディオコンデンサー、基板分離やLRチャネル分離配線などによる高音質化に加えて、SoundBlaster CINEMA 5にも対応する。
高負荷連続運用に耐えるVRM、ビジュアルとLED演出、最新世代の基本機能を備え、オーディオ、LANにも手抜きはない。
H370なのでCPUのオーバークロックやNVIDIA SLIなどはできないが、6コア12スレッドのCore i7とハイエンドグラボを組み合わせてゲームをバリバリ楽しみたいというニーズにも応える本格派の仕様を備えている。それでいて実売価格もリーズナブルで、定格派シングルグラボ派ゲーマーは要注目の製品だろう。
「Fatal1ty H370 Performance」スペック表 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
フォームファクター | ATX | |||||
チップセット | Intel H370 Express | |||||
メモリー | DDR4-2666対応×4 | |||||
拡張スロット | PCI Express 3.0x16、PCI Express 3.0x4(x16形状)、PCI Express 3.0x1×4、M.2(WiFi用、Key E) | |||||
ストレージ | M.2×2 (PCI Express 3.0 x4/Serial ATA 6Gb/s)、SATA 6Gb/s×6 | |||||
インターフェース | USB 3.1(Type-C)、USB 3.1(Type-A)、USB 3.0×6(背面2、ピンヘッダ4)、USB 2.0×6(背面2、ピンヘッダ4)、DisplayPort、HDMI、D-Sub15ピン、PS/2 | |||||
ネットワーク | Intel I219-V(1000BASE-T) | |||||
サウンド | 7.1ch HD Audio(Realtek ALC 1220) Creative SoundBlaster CINEMA 5 |
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