プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第34回
基本的なSAN用語から見てみよう
Drobo B810iのiSCSI SANってなんだ?
2018年03月09日 11時00分更新
写真で見てみるB810i
今回の記事の打ち合わせ後、例によって筆者宅にDrobo B810iが送られてきたので、まずは写真で紹介していこう。
Droboと言えば、正面から見ると正方形に近い造形というイメージがあるが、最大で8台の3.5インチHDDを搭載できるDrobo B810iは横長で、ちょっと横幅の狭いデスクトップPCといったサイズ感だ。Drobo B810iのフロントパネルはつや消しタイプで、より落ち着いた感じのものになっている。一瞬、Drobo 5N2/5D3/5C用にも、オプションでこのタイプのフロントパネルが欲しいと思った。
フロントパネルを裏返すと、LEDの状態がそのドライブがどんな状況なのかを知らせるリストが貼られている。緑なら問題なし、黄色に点灯したらそのベイにドライブを追加する、といった具合に点灯のパターンとユーザーが行なうべきアクションが記されている。「あれ、英語なの?」と思うかもしれないが、付属のアクセサリー袋の中に日本語版のラベルも同梱されている。
Drobo B810iの裏側には、3つのRJ-45コネクター(ネットワーク)、電源コネクター、そして電源スイッチがある。RJ-45コネクターのうち「MGMT」とあるのは管理用(management)で、残る2つがデータ用となっている。電源コネクターの形状が直接ケーブルを装着できるようになっていることから分かるように、Drobo B810iはACアダプターに相当する部分も本体に内蔵されている。
今回は、SANやiSCSIの解説から、Drobo B810iの紹介までを行った。次回は、Drobo B810iの初期設定をしながら、具体的なiSCSIの使い方を紹介しよう。
NASモデルやサーバールーム向けモデルもラインアップ
Droboシリーズには、家庭向けからサーバーとの接続に使うハイエンドストレージまで、多くの製品を用意している。ここでは、大企業の部門/中小企業から、家庭でも使える製品を紹介しよう(写真をクリックすると、メーカーページに飛びます)。
(提供:プリンストン)
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