編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2018年初頭版】 第1回
HUAWEI P10など値下がりでお買い得になってきたモデルも
Mate 10 ProとZenFone 4の2強対決! 人気SIMフリースマホ全紹介 【高性能機編】
2018年01月06日 12時00分更新
文句なしのハイスペック、AI対応に最強カメラ
SIMフリースマホの最高峰「HUAWEI Mate 10 Pro」
国内SIMフリースマホ市場をリードするファーウェイが、2017年末に満を持して送り出したハイエンドモデルが「HUAWEI Mate 10 Pro」だ。
18:9の縦長ディスプレー&超狭額縁のスタイルを採用し、6型有機EL(1080×2160ドット)ディスプレーを採用しながら、横幅は74.5mmと片手でもなんとか使えるサイズ。スペック面もとにかく高く、AIの演算に特化したNPUを内蔵するSoC「HUAWEI Kirin 970」に、6GBメモリー、128GBストレージを搭載。OSもいち早くAndroid 8.0で、独自UIの「EMUI 8.0」との組み合わせはどんな操作でも滑らか。
ファーウェイ製スマホならではのLeicaダブルレンズカメラは、12メガ(RGB)+20メガ(モノクロ)の組み合わせによる「SUMMILUX」レンズ。ここまでは後述の「HUAWEI P10 Plus」と同じだが、F値は1.6とさらに進化した。
さらに国内ユーザーには待望の防水・防塵への対応のほか、デュアルSIMはどちらも4Gでのスタンバイができる、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)を国内で初めてサポートした(VoLTEは国内ではソフトバンク網のみの対応)。
生体認証は端末背面の指紋センサーとライバルと比べて目新しさに欠ける部分もあるものの、この内容で税抜8万9800円の価格は逆にお買い得と感じるくらい。人気になっているのも当然と言える最強クラスのSIMフリースマホだ。
6GBメモリー搭載など、ワンランクアップの新「ZenFone 4」
MVNO向けによりお手頃な4GBメモリーモデルも用意
秋になって発売されたZenFone 4シリーズの主力となる無印モデル。今回は5.5型液晶や6GBメモリーを搭載するなど、さらにスペックを増し、税抜5万6800円とクラスを上げての登場となった。
ハイエンドからミドル、エントリークラスへとすでにバリエーションを増やしているZenFone 4シリーズ共通の特徴はトレンドのデュアルカメラ搭載。本機はソニー製の12メガ大型センサーに、広角レンズを搭載した8メガセンサーの組み合わせとなっている。
主なスペックは、クアルコム製の高性能コアを採用したSnapdragon 660(2.2GHz、オクタコア)、6GBメモリー、64GBストレージ、3300mAhバッテリー、Android 7.1など。ネットワーク面も強力でDSDSや3波キャリアアグリゲーションに加え、auやY!mobileのVoLTEにも対応している。カラバリはミッドナイトブラック、ムーンライトホワイトの2色。
なお、従来のミドルハイクラスの領域を埋めるためにMVNOセット販売用モデルとして、無印ZenFone 4のカスタマイズモデルが4万円程度で提供されている。こちらはCPUがSnapdragon 630、メインメモリーも4GBになっている。とはいえ、普段使いには十分な性能と言えるだろう。
ZenFone 4シリーズの最上位モデル「ZenFone 4 Pro」
ハイエンドCPUに2倍望遠レンズを搭載
ハイエンド向けのSoCである「Snapdragon 835」を搭載するZenFone 4シリーズの最上位モデル。ディスプレーはフルHD解像度の5.5型有機ELで、6GBメモリー、128GBストレージとたっぷりと搭載。価格は税抜8万9800円。
本機のリアカメラは、12メガの標準レンズと16メガの2倍の望遠レンズの組み合わせになっており、無印のZenFone 4とカメラの違いでも選ぶことができる。また、フロントカメラの8メガも含めて、すべてソニー製センサーを採用しているのもアピールポイントだ。
ネットワーク面などZenFone 4との共通点も多いが、背面デザインはZenシリーズで共通の同心円模様がないという違いがあり、すっきりかつ透明感のある鏡面仕上げが美しい。
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