いつも言ってることだがデータは増える増える……
私事で恐縮だが、先日これまで使っていたiPhone 5sからiPhone 8 Plusへと機種変更した(Apple製品好きのライターのくせに、iPhone XじゃなくてiPhone 8 Plusかよ!というお叱りは甘んじて受ける)。スマートフォンが新しくなると、いろいろと使い勝手が変化するわけだが、筆者が感じた最も大きな変化はカメラの性能がぐっと上がったことであった。3世代もジャンプしたのだから、当然だが……
iPhone 5sのカメラは8Mピクセルであったのに対して、iPhone 8 Plusのカメラは12Mピクセルと画素数は約1.5倍に増えており、当然写真のファイルサイズは増加する。被写体によってファイルサイズは大きく異なるが、iPhone 5sの時は1~2MBくらいだったものが、iPhone 8 Plusでは2~3MBになったくらいの感じだ。
写真や動画に限らず、音楽や電子書籍などなど…… 技術の進歩にともない個人が所有するこれらの多種多様なデータは、増え続けるのがこの世の定めだ。では、その増えたデータはどうハンドリングしていけば良いのだろう?
スマートフォンやパソコンに内蔵されているストレージは、以前より大きくなってはいるが、どんどん使っていけばいつか残容量は底をつく。そこで必要になってくるのが、外付けのストレージ機器である。昨今なら、USB接続のHDDが一般的だろう。だが、USB HDDの中から適当な製品を選んで買ってくればOKだろうか? ここで問題になってくるのが、「HDDは消耗品であり、いつか壊れる」という恐ろしい事実である。
データの量が大きくなるという需要増に合わせてHDDも大容量化が進み、今やその容量はTB(テラバイト、1兆バイト)でカウントするほどだ。だがそれは、万が一のHDD故障の際に失われるデータも大量になるということでもある。そう考えると、安全対策として「同じデータを別のHDDにも記録しておく」事が望ましい(実際にはもうちょっと複雑なものもある)。万が一片方のHDDが故障して動かなくなっても、もう一方のHDDにデータがあるから安心というわけだ。
(次ページ、「複数HDDのストレージなら必ず安全?」に続く)
この連載の記事
-
第47回
sponsored
まさに究極のDrobo! Thunderbolt 3&SSDキャッシュ対応の「Drobo 8D」を試す -
第46回
sponsored
Droboに「AWS CLI」を入れ、Amazon S3にデータバックアップ -
第45回
sponsored
高機能ストレージ「Drobo」はトラブル対策も万全! -
第44回
sponsored
Windowsの機能を使ってDAS型のDrobo 5CをNAS化する! -
第43回
sponsored
Droboなら自分専用のクラウドストレージも簡単に実現できる! -
第42回
sponsored
Droboが柔軟かつ安全な理由は独自RAIDの仕組みにあった! -
第41回
sponsored
Droboの騒音や発熱、消費電力を徹底検証! -
第40回
sponsored
写真愛好家向けのバックアップとしてDroboはどうだろう? -
第39回
sponsored
家庭やオフィスでのデータ共有に便利な「Drobo 5N2」は設定も超簡単! -
第38回
sponsored
大切なデータの保存に役立つ「Drobo 5C」をゼロから紹介! -
第37回
sponsored
Drobo管理のキモ「Drobo Dashboard」を細かく紹介 - この連載の一覧へ