イベントお決まりのアニメコラボ、そしてデスクトップオーディオ
D&Mのブースでは、デノン・マランツそれぞれのブランドでデスクトップ再生に適したコンポを展示。応用が多彩で、ヘッドフォン再生にもこだわった機種だ。
TEACの「UD-505」は、ヘッドフォンアンプ内蔵のUSB DAC。AK4497をデュアルで搭載。デュアルモノラル構成・フルバランス化にこだわった設計だ。6.3mm出力に加え、ペンタコン(4.4mm5極)端子を搭載。ヘッドフォンアンプは従来機同様、バランス駆動/アクティブGND駆動(COLD側のGNDを0に固定)が選べる。最大24.5MHzのDSDと384KHzのPCM再生に対応する。PCMで5種類、DSDで2種類のデジタルフィルターを切り替えられる。44.1kHz系、48kHz系に加えて、外部クロックの利用も可能。Bluetooth接続はLDACやaptX HDにも対応。A4サイズの筐体で、フットは3点支持。スパイクと軸受を使い接地を最小限にしている。
一方「NT-505」は、ヘッドフォンアンプ内蔵のネットワークプレーヤー。DACなどの構成やBluetoothの対応コーデックはUD-505に準ずる。Open Home互換でネットワーク再生時でも5.6MHzのDSDに対応できる点が特徴だ。TIDALやQuoboz、roonなどに対応。UD-505がサポートしないMQA再生も可能だ。アプリ「TEAC HR Streamer」による操作も可能。ヘッドフォン端子は3.5mm4極のみ。GNDセパレート駆動が可能。
またアニメコラボ、キャラクターコラボ製品も彩りを添えていた。
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