電装系はピカチュウだ
仕様から大容量の電源が必要になるため、JT-60SA用の電源設備は世界最大容量のものだ。もちろん、加熱のために必要であり、上記のITER用の仕様とも同等のもので、2016年にはプラズマ加熱用100万ボルト加速器で高電流密度ビームの60秒間連続生成に成功している。またその大電力を1/10000秒で遮断・投入性能を持つ。なおITERの目標値は3600秒だが、順調に伸ばせていけるめどは立っているそうだ。
一般公開は2017年10月22日
というわけで、那珂核融合研究所にあるJT-60SAの概要を見てきた。一般公開は2017年10月22日に予定されており、JT-60SAだけなく、JT-60のコイルなども見られるだろう。自然豊富のいいロケーションでもあるので、お散歩がてら足を運んでみるのもオススメ。容器内部や細かい部分のレポートは、またお送りできるだろう。