担当編集氏と筆者が半分くらい趣味で場所を選んでいる超不定期シリーズ「日本各地のかっこいいスポットを愛でる!」。久しぶりの記事は軍艦島こと、端島。説明不要なほどメジャースポットであり、現在では軍艦島コンシェルジュのツアーも行なわれている。部分的な上陸が可能なので、すでに訪れたことのある人もいるだろう。
今回は、立ち入り禁止になっているエリアを取材することができたので、2013年の軍艦島の現状をお伝えしていく。今回参加したツアーは長崎炭鉱島クリエーターズツアーとしてイラストレーターの開田裕治・開田あや夫妻が特別に開催したもので、長崎市の許可を得ての取材というわけだ。
もう1つ、炭鉱ツアーを行なっている池島も取材してきたので、それは次回にお送りしよう。軍艦島に関する詳しい背景などは、以下の記事を参照してもらいたい。
上記記事は2009年のものなので、これから紹介する写真と比較しながら見てみるのもいいだろう。海風・高波にさらされるため、現在進行形で姿を変えているところもあるのだ。
まずは軍艦島上陸・周遊ツアーのコースから
ナビゲートしてくださった軍艦島コンシェルジュは、軍艦島上陸・周遊ツアーを行なっている。島の一部に歩道を設ける形で軍艦島への上陸可能なのだ。海の状況にもよるが、筆者が訪れたときは波は高め。
長崎炭鉱島クリエーターズツアーの一向は、乗船前はテンション爆超だったのだが、下船時にはグロッキー状態の人が多数転がっていた。筆者も同様で、酔い止めとはなんだったのか……。(外洋と通るルートだっため、かなり揺れたとのこと)