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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第16回

【今月の自作PCレシピ】最新スペックで“FFXIV: 紅蓮”を快適プレイ

2017年06月18日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みの組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

最新スペックPCで“光の戦士”を目指す!

 光の戦士たちの前に、新たに立ちはだかる蛮神「豪神スサノオ」、「美神ラクシュミ」とのバトルシーンや、専用装備をまとった全15ジョブの映像などが収まったローチントレーラーが公開され、テンション高まる「ファイナルファンタジーXIV」(FFXIV)の最新拡張パッケージ「紅蓮のリベレーター」。

 自分だけのキャラクターを作成し、全20種類のクラスをレベル35まで無期限でプレイできるフリートライアルもあり、この機会にFFXIVをはじめる人も多いようで、FFXIV目的のパーツ一式見積もりや、BTO PCの購入が増えているという声もあった。

 3GHz台で動作する4スレッドCPUに、ミドルレンジGPUを搭載したビデオカードなら十分快適、高描画設定で遊べるため、あまり悩まずに構成をチョイスできるFFXIVだが、「パソコンショップ アーク」に旬なパーツを使った構成例をお願い。FFXIVを快適に遊べるコスパ重視のPC構成を提案してくれた。

ゲーム好きのスタッフが多い「パソコンショップ アーク」。プレイしたいゲームにあった構成やゲーミングデバイスの相談をしやすいのが◎

OS込み14万円台のインテル&AMDゲーミングPC

 PCパーツを選定してくれたのは、FFXIVをプレイしている「パソコンショップ アーク」店長の渋谷氏。「コストパフォーマンスや組みやすさを重視した定番パーツで構成しました」とのことで、Core i5やミドルレンジGPUの「GeForce GTX 1060」ビデオカード、240GB SSDを搭載し、OS込み14万円台で構見積もり。

 そして今回、渋谷氏はゲームだけでなく、録画したプレイ動画や写真の編集などのマルチスレッド処理にも強いPCがほしい人に向けて、AMD「Ryzen」を使った構成も見積もりしてくれた。自作PC構成ド鉄板のLGA1151プラットフォームと比べると、安定動作までの道のりが険しくなることもあるが、編集系作業をするならRyzen構成も狙い目だ。

FFXIVをプレイしている同店店長の渋谷氏。PC構成だけでなく、ゲームプレイに最適なデバイスを相談するのもあり

 PC自作の定番プラットフォームとなるインテル構成は、4コア/4スレッドで定格3.4GHzで動作する「Core i5-7500」に、ASRockのゲーミングマザーボードの「Fatal1ty H270 Performance」、アークおなじみのSanMax製高信頼、高品質メモリーといった基幹パーツに。

 6GBメモリーを搭載する「GeForce GTX 1060」ビデオカード、Western Digital製2.5インチSSDの250GB、容量1TBの東芝製7200rpm HDD、1万円アンダーで650W 80PLUS GOLDのフルプラグイン仕様となるCyonic製電源、そしてPCケースには「デザインはシンプルですが、高品質で組み立てしやすい」というCoolerMaster「MasterBox 5 Black」をチョイスしている。

インテルプラットフォームのFFXIV快適構成のパーツたち

インテルプラットフォームのFFXIVマシン
CPU Intel「Core i5-7500」
(4コア/4スレッド、定格3.4GHz、最大3.8GHz)
2万2778円
マザーボード ASRock「Fatal1ty H270 Performance」
(LGA1151、H270、ATX)
1万4980円
メモリー SanMax「SMD4-U16G48M-24R-D」
(DDR4-2400、8GB×2枚)
1万2010円
SSD Western Digital「WD Blue SSD 250GB(WDS250G1B0A)」
(250GB、2.5インチ、SATA)
1万500円
HDD 東芝「DT01ACA100」
(1TB、3.5インチ、SATA)
4519円
ビデオカード MSI「GTX 1060 GAMING X 6G」
(GeForce GTX 1060、GDDR5 6GB)
3万1800円
PCケース CoolerMaster「MasterBox 5 Black(MCY-B5S1-KKYN-13)」
(ATX)
9241円
電源ユニット Cyonic「AU-650X」
(650W、80PLUS GOLD、ATX)
9880円
光学ドライブ ASUS「DRW-24D5MT」
(DVDスーパーマルチ)
2315円
OS Windows 10 Home 64bit DSP版 1万2852円
小計(税抜)   13万875円
消費税   1万470円
総額(税込)   14万1345円

※価格は6月10日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

コスパグッドな「Core i5-7500」。4コア、動作クロック3GHzというゲーミングPC構成時のボーダーラインは、しっかり超えているので安心だ

ASRock「Fatal1ty H270 Performance」。迫力あるサウンドを楽しめる「Creative SoundBlaster Cinema3」や安定性に定評のあるIntelチップのギガビットLANなどを搭載

メモリーは高い信頼性を持つ、SanMax製をチョイス。メモリーチップはMicron製でDDR4-2400に対応する

ストレージは、シーケンシャルリード540MB/sec、同ライト500MB/secとなる「WD Blue SSD 250GB」と1TB HDDを搭載。写真や録画したプレイ動画などの保存も余裕

GTX 1060搭載ビデオカードには、より安価なモデルもあるが、静音性と冷却性に定評があり、人気のあるMSI「GTX 1060 GAMING X 6G」をチョイス

1万円アンダーで容量650W、フルプラグイン、80PLUS GOLD認証、5年間保証とコスパグッドなCyonic「AU-650X」

豊富なストレージベイや配線しやすい裏面スペースを備えるCoolerMaster製ミドルタワーケースの「MasterBox 5 Black(MCY-B5S1-KKYN-13)」

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