パフォーマンスも問題なし! アプリも快適に動作
筆者はストレスなく結構快適に使っていたのだが、SNSで対話していた知人が、Dex Station&Galaxy S8+の環境で「Octaneベンチマークテスト」をやって欲しいということで、筆者はそれが何かよくわからないまま、生まれて初めてのベンチマークを実行してみた。結果は「9272」という数字だった。
ベンチマークはもう長く無縁の筆者なので、この数字の意味はよく分かっていないが、知人によると「まあまあ」らしい
これがどの程度のものなのか、筆者にはまったく分からないので、ここでの話題にはしない。ベンチマークの数字とは関係なく、実際にDex Station経由で大型ディスプレーで使用したGalaxy S8+の操作感はなかなか快適だったことは事実だ。
そしてスマホとまったく同じアプリだが、大型ディスプレーとキーボードで操作することで、極めて快適な印象を受けたアプリがたくさんあった。
Chromeでウェブサーフィンをやってみたが、気分はもう完全にWindowsパソコンだ
ギャラリーからお気に入りのアーティストのLIVE映像をフルスクリーンで表示させてみたが、大迫力でもはやスマホで駆動している……ということを忘れてしまいそうだ
スマホ画面では見慣れたスマートニュースも別物の感じだ
ギャラリーの写真や動画の再生、Chromeによるネットサーフィンは想像できるが、いつも見ているスマートニュースやLINEが大きな画面で表示されるのもなかなか素晴らしい感覚だ。
“どこでもなんちゃってパソコン”の時代が来るか!?
Dex StationのHDMI出力端子は昨今流行のHDMI入力端子を備えた超小型のモバイルプロジェクターでもまったく問題なく正しく動作した。
次の出張では、Dex Stationをホテルの部屋のHDMIテレビに接続して13年前のCor PC Systemの理想の世界を体感してみたいと思っている。
今後も登場してくるであろうコンティニュアムやDex Stationに代表される、スマホと既存のPCインフラ入出力装置との接続による協業。
これらによる操作性の向上と“どこでもなんちゃってパソコン”の環境は、パソコンカルチャーの再認識となるか、ついにパソコンに引導を渡すのか、まだその行方はわからない。
今回の衝動買い
アイテム:
「Dex Station」
価格:Expansysにて1万5720円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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