猫って表情豊かで面白いのだけど、なじみがない猫だとどうしても警戒心が残った無表情系写真が多くなっちゃって、写真として寂しいなあと思うときがあるわけですよ。
そんなとき、表情に変化を加えてくれるのが「舌」。舌である。
厳しい顔をしててもそこからピンクの舌がちょろっと覗いてると、なんかほほえましくなるってもんなのだ。
猫の舌パターンは3つ。
ひとつめは、一番ほほえましい「しまいわすれ」。
世の中にはよく舌をしまい忘れる猫がいるのだ。だらんとしまい忘れる猫(歯が抜けてるなど事情を抱えてることも多い)もいれば、ちょろっと覗いたままの猫もいる。
冒頭写真の猫は「舌はみだし」常習猫である。
と、「舌はみだし」ネタをやろうと思ったのは、先週そういうヤツがいたからなのである。撮影条件はちょっと悪かったけど(手前に障害物があって這いつくばれなかった)、逆光で舌がピンクに輝いてたのだ。
女の子の膝の上で気持ちよくて舌をしまい忘れたキジトラもどうぞ。小学生くらいの女の子の膝に自分から乗って気持ちよさそうにしてたので撮らせてもらった。
もう1枚、お気に入りの舌しまいわすれ猫。渋いグレーでカッコいい顔からちょろっと舌が覗いてるのがたまらんのだ。
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