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T教授の「戦略的衝動買い」 第405回

手持ちでも楽しく使えるチャリンコ用ベル「ネロ」を衝動買い!

2016年11月16日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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3通りの音を選択可能で簡単に脱着もできる

ネロ本体とホールドするパーツはマグネットで吸着していて、引っ張ると分離する

ネロ本体とホールドするパーツはマグネットで吸着していて、引っ張ると分離する

 このネロの最大の面白さは、球体の音を出す部分と、ハンドルにホールドさせるリング状のゴム部分がマグネットで、分離と合体を自由にできるところだ。

 くっつけたり離したりすることで、そのたびに電子音の種類が3通り順番に変化する。1つは懐かしいチャリベルそのもの。もう1つは、児童用自転車のラッパフォーンのような“パプパプ”音。そして最後は五番街でイエローキャブを止めるときのようなストレートで大音響の“ピィ~ッ”という口笛の様な音。

 この三種類のプリセット音がネロ本体とハンドルホールド部分をくっつけたり離したりするたびに音色が変わる楽しい仕組みだ。

 実際に自転車に取り付けて場合は、ネロ本体の球体を手で掴んで引き離し、サイドマグネットの力でくっつけることで自由にネロの音色を選択設定することができる。

 任意のプリセットされたサウンドを鳴らしたい時は、球体を手のひらでハンドル側に向かって軽く押せば“ジリリーン”とか“パプパプ”とか“ピィ~ッ”とか鳴ってくれる。

 いつでも音を変更できるので、何か楽しい組み合わせが考えられそうだ。

自分の指に装着して歩行時にも利用できる

カスタネットのように指先に通して手のひらに当たる部分を押せば音がする

カスタネットのように指先に通して手のひらに当たる部分を押せば音がする

 チャリをまったく持っていない筆者は、自転車ではなく、このネロをカスタネットのように指先に取り付けて、親指で球体の半分を押し込んで、代表的チャリのベルである“ジリリーン”音を発生させる計画だ。

 効果は不明だが、歩道いっぱい横に広がって、話に夢中になり、後続歩行者を妨害している女子高生やオバサングループに道を開けていただく警報として利用してみたい。

前方横一列の進路妨害グループに道を開けてもらう歩行者用警報ベルとして活躍予定だ

前方横一列の進路妨害グループに道を開けてもらう歩行者用警報ベルとして活躍予定だ

 前述したように、歩道で自転車が歩行者を牽制するのではなく、まったく道交法には違反しない理想的でジョーク満載の利用法だろうと思っている。

 これなら「すいませ~ん道を開けて下さ~い」と言えない気の小さな筆者にも使えるだろう。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:「バイクベル」

価格:イデアセブンスセンス 有楽町マルイ店にて2500円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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