ツボにハマってしまうと同じようなモノをたくさん買ってしまう、悪いクセのある筆者だが、大昔はギターやカバン、その後は腕時計と筆記具、最近はチープなVR関連製品が多い。
技術革新とマーケティング展開が加速度的に進んでいる世界の製品は、毎日のように新しくなって急に改善された便利な商品が登場したりする。
悪いことに、ある程度のレベルまで行った商品が手元にあれば購買活動はそこで止まっても良さそうなものだが、逆に進化の過程をさかのぼってみよう、なんて勉強熱が頭をよぎり、初期段階の商品なども集めてしまう。
筆者的には多少世間のトレンドから遅れつつ今、旬を迎えているのが「VR HMD」なのだ。VR HMDはどっぷり浸かってヘビーなゲームなどにはゴーグルのようなタイトでビシっと決まるタイプが必須だろうが、ミーハー的に“チョイVR派”にはこれらは面倒の極地だ。
そんな時、折りたたみ式で安価な「VR POCKET」を知って衝動買い。ちょうどその頃、今回ご紹介したい「Eye-Plug」(アイプラグ)というスマホに取り付ける第二のカメラをウェブで見かけた。
友人によると、本年6月の「COMPUTEX TAIPEI」で展示デモされてたそうだが、ブースのお姉さんの撮影に忙しかった筆者が知る由もない。
スマホをツインカメラ仕様にする「Eye-Plug」
Eye-Plugは保守パーツのような小さな茶箱に入って届いた。Eye-Plug本体は幅20×奥行き14×高さ40mmくらいの小さなカメラだ。microUSBポート保護用のキャップの付いた本体と取説が入っている。
簡単に言ってしまえば、Eye-Plugはカメラを内蔵したスマホのmicroUSBポートに追加して使用する2番目のカメラだ。
Eye-Plugは一般的なスマホ仕様である上端の短辺に内蔵カメラがあり、底辺にmicroUSBポートがあるスマホが対象機器だ。筆者愛用の側面にmicroUSBポートのある機種や、Type-Cポートなどを採用している機種ではまず動作しない。
Eye-PlugはmicroUSBプラグ部分とカメラ部分は別々に180度回転してひねることができる構造を採用している。この仕様により、普通のカメラの様に前にある被写体をスマホ内蔵カメラとEye-Plugの2つのカメラで撮影したり、スマホ内蔵カメラとEye-Plugを180度回転させて、自撮りも可能なようになっている。

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