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連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第15回

IT市場トレンドやユーザー動向を「3行まとめ」で理解する 7月11日~7月17日分

“第3のプラットフォーム”14兆円、新セキュリティ技術10選、ほか

2016年07月19日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 本連載「ざっくり知っておきたいIT業界データ」では、調査会社などが先週1週間に発表したIT市場予測やユーザー動向などのデータを、それぞれ3行にまとめてざっくりお伝えしています。

■[市場]「第3のプラットフォーム」国内市場、産業/企業規模別予測(7/14、IDC Japan)
・2015~2020年の同市場の年平均成長率は+3.8%、13兆9341億に
・同期間の前半は大企業の活用が中心、後半になると中小企業でも活用進む
・産業分野別では小売、金融、組立製造業などの成長率が顕著

 “ビジネスのデジタル変革(デジタライゼーション)”を支えることになる第3のプラットフォーム。すでに市場規模は大きいが、さらに成長へ。特に顧客と直接接点を持っている、あるいは今後持つことになる産業では大きく成長する。

2015~2020年、国内第3のプラットフォーム市場 支出額予測

■[セキュリティ]2016年版、情報セキュリティ技術トップ10(7/11、ガートナージャパン)
・標的型攻撃対抗のための「ノンシグネチャ型アプローチ」「リモートブラウザ (ネットワーク分離)」
・情報収集/分析で“脅威侵入後”の早期発見を図る「EDR」「UEBA」
・そのほか、DevOpsにおける確実なポリシー適用/セキュリティ確保なども

 ガートナーが挙げる10個のテクノロジーの中には、攻撃者を欺き、攻撃活動を遅延させたり妨害したりする「偽装テクノロジ(Deception)」も。攻撃者との果てしない知恵比べは続く……。

■[市場]国内CRM市場は2020年まで年平均成長率+5.3%で拡大(7/11、IDC Japan)
・2015年の国内CRM市場は800億8900万円、前年比+8.9%
・中でも「マーケティングアプリ」「セールスアプリ」の2分野が強い成長
・2015~2020年の年平均成長率は+5.3%、1000億円を超える規模に

 消費者のオムニコマース化とマーケティングのオムニチャネル化を背景に、今後は「顧客データ」を核としたさらに包括的/統合されたCRMソリューションが必要とされるようになる。

2015~2020年の国内CRM市場予測

■[ユーザー動向]法人向けタブレット導入の鍵を握るのは?(7/13、IDC Japan)
・中小企業、大企業問わず、現在注目している技術の1位は「モバイル」
・タブレットソリューションの導入のキーパーソンは「部長」
・IT部門だけではなく、営業部門や製造部門など利用現場の部長も鍵を握る

 少々意図がわかりづらい調査だが……。以前お伝えした法人向けタブレットソリューション市場予測では、2015~2020年の年平均成長率予測は+7.6%。今後さらに活用場面は拡大していく。

「あなたの会社では、タブレットソリューションが導入されていますか?」(2015年、2016年)

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