第7世代Core搭載モデル!?
同社はさらにTransformer3 Proの下位モデルの位置づけと思われる「Transformer3」を発表。12.6インチ(2880×1920ドット)3K液晶液晶を備えた2 in 1で、インテルが未発表である第7世代Coreを搭載するとしている。ストレージは最大512GB SSD。バッテリー駆動時間は最大9時間。
また、本製品は指紋認証でのWindows Helloに対応。指先ひとつで、すばやくログインすることが可能。筆圧検知が1024段階の「ASUS Pen」を使用して、絵や文字を描くこともできる。価格は799ドル(約8万8800円前後)。
さらに、会場にはスライドで発表されなかったCPUにAtom X5を採用した2 in 1「Transformer Mini」が展示されていた。Transformer3 ProとTransformer3とは異なる、ペンをホルダーできるリングを備えた、タッチカバーキーボードを採用していた。
そのほか、同社はインターフェースを増やせるドックやノートPCよりも迫力な音質を再生可能なワイヤレススピーカー「Audio Pod」、デスクトップ用のビデオカードを搭載し、Thunderbolt3経由でPCの描画性能を向上させる「ROG XG Station2」を発表した。
会場ではTransformer3 ProにROG XG Station2、Audio Pod、大型の液晶ディスプレーを接続し、高性能デスクトップ並みの性能で、ゲームやVRが楽しめるデモが行なわれていた。
マイクロソフトのSurface Pro 4も専用の周辺機器を使って、インターフェースを増やし、デスクトップPCのように使うことが可能だが、そこにさらに重量級ゲームも楽しめる描画性能を加えるコンセプトだ。合体させてなんでもできるようにするという観点で見るとおもしろい。

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