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COMPUTEX TAIPEI 2016レポート 第6回

ASUSが「ZenBook3」「Transfomer3 Pro」などを公開

2016年05月31日 05時31分更新

文● ジサトラ ハッチ

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第7世代Core搭載モデル!?

 同社はさらにTransformer3 Proの下位モデルの位置づけと思われる「Transformer3」を発表。12.6インチ(2880×1920ドット)3K液晶液晶を備えた2 in 1で、インテルが未発表である第7世代Coreを搭載するとしている。ストレージは最大512GB SSD。バッテリー駆動時間は最大9時間。

詳細は不明だが、CPUはIntel Core 7th Gen Processorであると発表された。近々、インテルから発表されるのだろうか

 また、本製品は指紋認証でのWindows Helloに対応。指先ひとつで、すばやくログインすることが可能。筆圧検知が1024段階の「ASUS Pen」を使用して、絵や文字を描くこともできる。価格は799ドル(約8万8800円前後)。

ボタンの上に指を置くと指紋を認証するようだ。専用のキーボードは折りたたむとカバーにもなる

 さらに、会場にはスライドで発表されなかったCPUにAtom X5を採用した2 in 1「Transformer Mini」が展示されていた。Transformer3 ProとTransformer3とは異なる、ペンをホルダーできるリングを備えた、タッチカバーキーボードを採用していた。

Transformer Miniの価格は不明だが、CPUが低価格PCやタブレットに採用されるAtomプロセッサーなため、Transformer3よりもさらに安価だと思われる

 そのほか、同社はインターフェースを増やせるドックやノートPCよりも迫力な音質を再生可能なワイヤレススピーカー「Audio Pod」、デスクトップ用のビデオカードを搭載し、Thunderbolt3経由でPCの描画性能を向上させる「ROG XG Station2」を発表した。

 会場ではTransformer3 ProにROG XG Station2、Audio Pod、大型の液晶ディスプレーを接続し、高性能デスクトップ並みの性能で、ゲームやVRが楽しめるデモが行なわれていた。

 マイクロソフトのSurface Pro 4も専用の周辺機器を使って、インターフェースを増やし、デスクトップPCのように使うことが可能だが、そこにさらに重量級ゲームも楽しめる描画性能を加えるコンセプトだ。合体させてなんでもできるようにするという観点で見るとおもしろい。

ROG XG Station2は大型のデスクトップ用ビデオカードを搭載可能。内部はLEDで光る仕様。Transformer3 ProのThunderbolt3に、ケーブル一本でつなぐだけで利用できる

会場では発売されたばかりのVRヘッドマウントディスプレー「Oculus Rift」を使って、VRゲームを楽しむデモが行なわれていた

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