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プリンストンのデジギア道 第48回

米軍調達規格をクリアした頑丈ケースで大事なSurfaceを守る

Surface Bookに堅牢性をプラス!最強タフケース「UAG」シリーズを試す

2016年05月27日 11時00分更新

文● 花茂未来 編集●ナカムラ/ASCII.jp

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 Windowsを搭載したタブレットが欲しい。仕事柄、文字を書くことが多いのでキーボードも必須だし、もちろん軽いにこしたことはない。そこで気になっているのがマイクロソフトの人気PCであるSurfaceシリーズ。

 なかでも、今年2月4日に発売されたハイエンドモデルにあたるSurface Bookは、高性能なCPUに加えて別途GPUも搭載できる。写真編集や動画変換、軽めのゲームもプレイできるスペックを持つ注目製品である。

 ボクはこのSurface Bookが欲しい!

 ただ、懸念している要素もある。それは堅牢製。軽量で薄いSurface Pro 4などの機種に対して、Surface Bookは高級感のある質感とソリッドなデザインが特徴的だ。お値段もそれなりにするため、もしも表面に傷がついたり、エッジがヘコんだりしたら落ち込むどころの話ではない。これを都内の満員電車に持ち込む気には、正直なれない。

 鞄の中にはいろいろな仕事道具や私物が入っているので、何かの拍子にピンポイントで力が加わってSurface Bookが傷つく危険もある。さらには、仕事先はもちろん、自宅内でも持ち運びたいところだが、それはつまり、うっかり手を滑らせて落とす可能性も増えるということになるので不安だ。

Surface Bookを頑丈にしてしまえば解決!?

 いっそ堅牢製をウリにしたモバイル製品を買う方が……とも思ったが、やっぱりSurface Bookが欲しい。俺はこれで遊びたいんだ! という私欲をもとに思いついた対策が耐衝撃ケースの活用。

 耐衝撃ケースは大きく分けて2種類。ひとつはスリーブケースやポーチのような、要するに入れ物。もうひとつが、スマホケースのように本体に装着する一体化タイプの製品。RPGゲームでいうところの鎧である。

 そして個人的には一体化タイプに心が決まっている。理由は簡単。出し入れの頻度が少ないクラムシェル型PCならいざ知らず、モバイルしやすい製品はその頻度も多く、スリーブケースから端末を取り出す際に落として壊したら意味がない。

 もうひとつは単純に、鞄からスリーブケースを取り出す→そこから端末を取り出す→端末を開いて起動させるというマトリョーシカのような手順が面倒だから。自宅内モバイルではもはやスリーブケースなんかに入れないから意味をなさないというのもある。

アメリカ国防総省が定めた耐衝撃ケース

 ではそんなSurface Bookに最適なケースはどれか。今回はプリンストンが取り扱う「UAG Surface用ケース」にフォーカスしてみたい。

 この製品はUAG(URBAN ARMOR GEAR)という、南カリフォルニアで設立された耐衝撃機能重視のモバイルケースをメインに開発しているブランドのもの。

 「MIL-STD-810G, Method 516.6 Procedure IV」という認定を得ており、その内容を抜粋すると「落下高さ122cm落下方向26方向(8角、12稜、6面)の製品落下試験をクリアすることと規定された、米軍採用品の選定に用いられるアメリカ国防総省が定めた試験法規格」に合格しているとのこと。

 製品ラインアップとしては、Surface Pro 4/Surface 3およびSurface Pro 3を用意。Surface ProおよびSurface Pro 2向け製品もあったがこちらはSurfaceのバージョンアップに伴い販売は終了している。なお、Surface Pro 4とSurface 3/Pro 3向けケースはSurfaceシリーズ オフィシャルサプライ製品でもある。

UAG Surface Pro 4用ケース。

 これらの製品については過去にも触れていて、そのデザイン、質感、堅牢製からくるイメージは、なんとなく戦士の鎧っぽかった。

 ここに新たに加わるのが、Surface Book用ケースだ。

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