レモンサワーとウイスキーと本と。やばい
レモンサワー以外にもウイスキーなどアルコールメニューが。ふと用意しているウイスキーを見ると硬派な印象があるニッカの「フロム・ザ・バレル」があるのがうれしいです。
フロム・ザ・バレルのハイボールは800円でした。炭酸水は高圧の樽サーバーを導入しているので、炭酸で割るドリンクはオススメということ。
ゴールデン街の飲み屋は店ごとに個性が異なりますが、個人的な経験ではこだわりがあるお酒を出してくれるお店は少な目。なので、しっかりお酒の味を楽しみたい、という時にはThe OPEN BOOKはかなり良いと思いました。
さて、店内に所せましと配置されている書棚を見ると、小説をメインに昭和の作品がたくさん並んでいます。ふと目に入ってくるのが、田中小実昌さんの本。
田中小実昌さんは戦前生まれの小作家・翻訳家で、1979年には直木賞も受賞しています。自身もバーテンダーの経歴があるというほどの、お酒好きとしても有名。
実は、The OPEN BOOKは小実昌さんのお孫さんがオーナーなのです。それで書棚には、小実昌さんの著作がたくさん並んでいるのですね。ほかにも田中家の蔵書と思われるたくさんの蔵書であふれています。
お孫さんの田中開さんは、背が高くて今ふうのホリが深いお顔立ちです。さぞやモテるのでしょう、よろしいこと、なんてことを女子ナベコは思ったりしましたよ!
レシートに特殊な仕掛けがありました
私が来店した時、The OPEN BOOKではちょうど、特殊な“ドッキリ”をやっていました。
何杯か飲んで満足したので、お会計をお願いしました。「クレジットカードも使えますよ」と言われたので、カードを渡してクレジット払いをしようとすると……。
カードをよみとった後は、よくあるこんなレシートが。
サインを書こうとすると。
おや……。文字が書けない。
なんで? 私、クレジット払いできないの? 酔いが回っていることもあって事態が理解できずジワリと焦りました。
そこで、ネタばらし。
これは“書けない”という体験をさせるというドッキリ。だからどうしたんだと一瞬戸惑いましたが、実は発展途上国の非識字問題に対する啓蒙活動の一環だということ。
普段、私たちは当たり前のように文字を読み書きしています。それもそのはず、日本の識字率は99%といわれ、世界でもトップクラス。
ですが国の財政が困難で教育が行き届い国では非識字問題はまだまだ深刻。
文字を読み書きできないと、例えば仮に役所に行っても自分の名前を書けない、注意書きが読めない。結果として、人間としての権利をないがしろにされることがあるそうです。
というのを、“書けないレシート”を通して啓蒙するという、ユネスコのプロジェクトの一環で、世界初の取り組みということ!
なお、話に共感して募金に協力の意思を示した人は、クレジットの請求額に募金額500円が加算。決算で簡単に寄付ができる仕組みでした。実にスマートなシステムだなと感心しました。
※このプロジェクトで集まった募金は、まもなく30年目をむかえる「世界寺子屋運動」(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟)を通して途上国に寄付されるとのこと。
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