14~45万円台でフルサイズ機を展開
一眼レフよりミラーレスのほうが多いソニー
ソニーのレンズ交換式デジカメは、従来の一眼レフから続く「Aマウント」レンズを使用するカメラと、ミラーレスシステムを採用する「Eマウント」レンズの2つが存在する。
一眼レフとミラーレス、異なるレンズマウントのカメラがあるという点では他社も同じだが、同社はAマウントレンズを採用するプロ仕様の「α99」以外に、Eマウントレンズを採用するミラーレス機の「α7」シリーズ6機種もフルサイズ機である点が異なる。
α7シリーズは初期に発売された「α7」「α7R」「α7S」の3機種、それぞれの後継機にあたる「α7II」「α7RII」「α7SII」のII型3機種が現行ラインナップとして存在する。
すべてのα7シリーズには液晶のチルト機構とNFC、無線LANが採用されており、「II」型には5軸式のボディー内手ブレ補正機構が採用されている。
基本的にはベースモデルが「α7/II」で、ローパスフィルターレスにしたのが「α7R/II」、画素数を落として高感度耐性を強くし、動画機能を重視したのが「α7S/II」だ。
目的別に旧モデルと新モデルを用意することで価格帯を広くでき、フルサイズ機を購入しやすくしている。
なお、採用している撮像素子のAF機能は「ファストハイブリッドAF」と「ファストインテリジェントAF」の2つの方式がある。
前者は像面位相差検出方式と像面コントラスト検出方式の両方を採用しており、後者は像面コントラスト検出方式のみ。AFの合致速度は位相差検出方式を併用する「ファストハイブリッドAF」のほうが高速だ。
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