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そろそろあこがれのフルサイズ一眼を買おうじゃないか!第1回

35mm判フルサイズ一眼のメリット/デメリットを解説!

2016年05月10日 10時00分更新

文● 周防克弥

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 「35mm判フルサイズ」という言葉は、一眼タイプのデジカメユーザーにはちょっとした憧れではないだろうか。

 撮像素子が大きい、ということぐらいはご存知の方も多いと思うが、そのメリットやデメリットについてはよく知らない方もいるだろう。そこで、35mm判フルサイズについて解説していこう。

35mm判フィルムと同じサイズがフルサイズ
その半分サイズのハーフ判はAPS-Cに近い

ソニーが作成した、35mm判フルサイズセンサーとAPS-Cセンサーのサイズ感イメージ図 ソニーが作成した、35mm判フルサイズセンサーとAPS-Cセンサーのサイズ感イメージ図

 35mm判フルサイズとは、銀塩フィルムを使用するカメラで一番ポピュラーな35mmフィルムを使うカメラの基本的なフォーマットのこと。幅35mmのフィルムに24×36mmの大きさで画像を記録する。

 元々は映画用だった35mmフィルムをカートリッジ式にして写真用フィルムとして使い初めたのがコダックだが、ライカが採用してメジャーになったため、「ライカ判」と呼ばれることもある。この「24×36mm」サイズの撮像素子を持つデジカメが「35mm判フルサイズ」というわけだ。

 35mm判のフィルムを使って記録範囲を半分にして2倍撮影できるようにしたのが「ハーフ判」と呼ばれるカメラ。昔の「オリンパス・ペン」が有名だ。

 ハーフ判の記録サイズは「18×24mm」でエントリー向けのデジイチやミラーレスも見かける「APS-C」サイズとほぼ同じ大きさになっている。ちなみに「APS-Cサイズ」というと今ではデジカメの撮像素子の大きさを示すことが多いが、ベースになっている「APS」(アドバンスドフォトシステム)は135フィルムに続く新しいシステムとして開発された。

 24mm幅のフィルムを用いたカートリッジ式フィルムで、規定枚数を撮りきらない場合でもフィルム交換ができて続きから撮影できたり、磁気面に撮影日や時間、プリントの指定などを記録できた。

 基本的なフォーマットは16:9のワイド画面で左右を切り取った2:3や、上下を切り取って1:3のパノラマにしたりと色々な広がりを感じるシステムだったが、すでに普及していた135フィルムに取って代わることはなく、デジカメも出はじめていた時期だけにそのまま消えてしまった。

 今では記録サイズが近いデジカメの「APS-Cサイズ」にその名称の名残が残っている。

 ついでにもう一つ。135フィルムよりも小さい「110」(ワンテン)フィルムにも触れておこう。

 135フィルムを使用するカメラよりも小さいカメラ用にコダックが作った規格で、ポケットカメラの名称やペンタックスのオート110(ワンテン)が有名。「オート110」をモチーフにしたと思われるペンタックスの「Q」シリーズは現行機で有名だろう。

 この110フィルムは幅16mmのフィルムを使用して13×17mmのサイズに記録するが、このサイズはフォーサーズ規格の撮像素子に採用されている。

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