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プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第12回

衝撃! Droboは大きいのか!

KAWAIIストレージがほしい? ならばDrobo Mini一択でしょ!

2016年05月10日 11時00分更新

文● 飯岡真志 編集 ●金子/ASCII.jp

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Drobo Miniのスゴい点!

 続いて、Drobo Miniが備える特徴についても見ていこう。2.5インチSATA HDDを採用したことによる、コンパクトなサイズは前述のとおりだ。

 2.5インチSATA SSDにも対応しており、HDD/SSDの混載も可能だ。ただし上位機種であるDrobo B810nのように、よく使用されるデータを自動的にSSD上に配置するといった学習機能(Automated Data-Aware Tiering)は備えていない。

 その代わりDrobo 5Dと同様に、Drobo Miniは体感アクセス速度を向上させる「Drobo Accelerator Bay」備えている。ここにmSATA規格のSSDを接続すると、キャッシュとして機能することで体感アクセス速度が改善される。mSATA SSD追加の効果については、次回以降にしっかりと計測する予定だ。

 そしてDrobo Miniの最大の利点、それは価格だ。2016年4月現在、同じDAS型で3.5インチHDDに対応したDrobo 5Dの市況価格が約11万円前後であるのに対し、Drobo Miniは約6万8000円とぐっとお買い求めやすい値札が付いている。まさに「マイファーストDrobo」にぴったりの機種と言えるだろう。

写真で見るDrobo Mini

Drobo Miniのパッケージ。大きさはマザーボードの箱くらいといったところだ。

先日我が家に導入されたDrobo 5Nのパッケージと並べてみる。Drobo Miniのコンパクトさが際立つ。

スリーブ(上)を取り外すと、パッケージ本体(下)が現れる

アンボックスした時に現れる「Welcome to the World of...」の文字は、Droboシリーズ共通だ。こういう高価な製品は、このワクテカ感を感じさせてくれることが大切なのだと思う

パッケージの内容物。どちらもコンパクトな本体とACアダプターのほか、USB 3.0ケーブル、良い感じの梱包用クロス。Thunderbolt用ケーブルは別売なので、Macで使う場合は別途購入しよう

フロントパネルから、さかさまになった「READ FIRST!」の文字が書かれた紙がはみ出している。適当にいじる前に、注意書きを読めということだ

「READ FIRST!」を引っ張ると、マグネットで固定されているフロントパネルがはずれて、ドライブベイが見える。

 「READ FIRST!」と書かれている紙には、
・クイックスタートカードを読んでください
・HDDに入っているデータは削除されます
・データ消失を防ぐために、正しい手順で電源を落としてください
以上3点の注意書き(意訳)が記されていた。クイックスタートカードは、A4サイズで両面印刷の日本語説明書だ。紙の説明書はこれだけだ。

フロントパネルの裏には、フロントに備えられたLEDの説明がある。LEDの色や状態によって、ユーザーが何をすればいいのかが簡単にわかるようになっている

フロントパネルをはずした前面。Drobo 5Dなどの3.5インチHDDを採用した機種とは異なり、ストッパーがないため、シュッとしているイメージだ

フロントパネルを装着した前面

背面。左からThunderbolt×2、USB 3.0、電源ケーブル、電源スイッチが並んでいる

 体感速度を向上させるというmSATA規格のSSDを搭載するDrobo Accelerator Bayは、Drobo Mini本体の底面にある。mSATA SSDの取り付け/取りはずしは、電源を切った状態で行うようにという注意書きが記されている。

底面。中央部にDrobo Accelerator Bayがある。コインもしくは爪で簡単に開閉できる

Drobo Accelerator Bayのふたを開けたところ

mSATA規格のSSDを装着してみたところ

 次回以降は、Drobo Miniのセットアップ方法の説明や、性能チェックの結果を紹介する予定だ。

NASモデルやサーバールーム向けモデルもラインアップ

 Droboシリーズには、家庭向けからサーバーとの接続に使うハイエンドストレージまで、多くの製品を用意している。ここでは、大企業の部門/中小企業から、家庭でも使える製品を紹介しよう(写真をクリックすると、メーカーページに飛びます)。

本記事で紹介している5ベイ搭載のNAS製品「Drobo 5N」。最新ファームウェアVer.3.5.5で、64TB・4Kn HDDに対応。

5ベイ搭載、USB 3.0/Thunderbolt対応の「Drobo 5D」

2015年12月に発表された「Drobo B810n」。8ベイ搭載で、Gigabit Ethernetポート×2によるポートボンディング機能、4Kネイティブ(4Kn)HDDに対応する。アクセス頻度の高いファイルを自動的にSSDへ配置し体感速度を向上させる「Automated Data-Aware Tiering」をDroboのNASモデルとして初めて搭載する

iSCSIに対応し、12ベイを搭載する企業向けモデル「Drobo B1200i」

(提供:プリンストン)

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