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「Japan VR Summit」開催記念特別寄稿:

よくできたVRは現実を操作する

2016年04月18日 11時00分更新

文● 藤井直敬(VRコンソーシアム代表理事) 編集● 盛田 諒

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これからのVR:ビジネスパートナーの協力が不可欠

 これはVR一般に言えることですが、技術だけではなく、お金を生む仕組みを成立させなければならない。そのために作ったのが「VRコンソーシアム」です。メディア、コンテンツ、デバイス、プラットフォームを連携させようと。

 VRコンソーシアムでは、毎年6月に「VRクリエイティブアワード」、11月に「VRCカンファレンス」を開催しています。

 その上で、大企業をふくめたビジネスのメインプレイヤーに「VRとはなにか、いかにお金が稼げるのか」を知ってもらい、大きなスケールで考えてほしいと思っているのが「Japan VR Summit」です。レベルでいうと開発者よりも上のレイヤーの方々を対象とした、国内VR事業者のマーケット構築のための事業です。

 最後にあらためて言いますが、VRはゲームやHMDに閉じたものではありません。現実世界の情報空間を多階層化し、拡張する技術です。スマホをもはや誰もコンピューターとは呼ばないように、これから起こる環境の情報拡張は当たり前になりすぎて、やがてVRやARとは呼ばれなくなるでしょう。


文・藤井直敬(ふじい なおたか)

理化学研究所脳科学総合研究センター適応知性研究チームリーダー。医学博士。株式会社ハコスコ代表取締役。主要研究テーマは、適応知性および社会的脳機能の解明。著書に「つながる脳」(毎日出版文化賞)「ソーシャルブレインズ入門」「拡張する脳」などがある。


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