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盛田 諒の「アスキー家電部」 第7回

ヒャッハーな吸引力 ダイソン新スティック掃除機「V8」登場

2016年05月17日 13時04分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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 V8を讃えよ!(※本文とは無関係です)

 ダイソンが17日、コードレススティック型掃除機「V8」シリーズを発表した。27日に発売する。製品はヘッドローラーの種類、付属ツールのちがいによって4種類あり、参考価格が10万4544円、9万3744円、8万2944円。

 毎分最大11万回転の「ダイソンデジタルモーターV8」を新搭載。前機種「V6」より吸引力を15%向上させ、最長運転時間を20分間から40分間に倍増させた。逆に運転音は半減させ、静かになった。電源はリチウムイオンバッテリー。

 ゴミも捨てやすくなった。本体上部をひっぱると、フタが開いてゴミが落ちる。ゴム製スクレイパーで網目部分のゴミをこそげ落とす仕様になり、網目にからんだゴミを払う面倒が減っている。容量も増えている。

 ヘッドローラーはカーペットやフローリング用の「ダイレクトドライブクリーナー」、オールラウンダー「ソフトローラークリーナー」の2種類。本体サイズは幅250×奥行き1244×高さ224mm。重量はソフトローラークリーナーヘッド装着時で約2.61kg、ダイレクトドライブクリーナーヘッド装着時で約2.55kg。

コードレス スティック型掃除機「V8」シリーズ

全身。ド派手なデザインは好き嫌いが分かれそうだ

ハンディクリーナー用ノズルをつけたところ。サイバー感がある

新開発のV8モーター。V8を讃えよ!(違う)

 ダイソンの自慢は吸引力の強さ。廃校を改装した複合施設アーツ千代田3331体育館スペースで開催した発表会では、他社製掃除機と比べてみせていた。幅1cm×深さ5mmの溝に、重曹90gと猫砂150gを散らして吸わせる実験だ。結果はダイソンの圧勝。わが家にそんな溝はないが強力さは伝わった。

溝に重曹と猫砂を散らして吸いこみ実験

当然のようにダイソンが圧勝

 わたしもなぜか障害物競争を模したデモエリアで試してみた。

 「フローリングや畳にこぼれた重曹が1回で吸える」「カーペットに落ちた糸くずを吸ってもローラーヘッドにからまない」「ソファの下にも入る」「ヘッドを変えてソファの座面も掃除ができる」「おなじくテーブルの上も掃除できる」「ゴミが捨てやすい」のデモを体験した。なぜ障害物競争だったのかは謎だ。

 いいところはいろいろあった。

 まず吸引力は強い。ヘッドローラーのサイド部分で壁際を吸えるのはすごい。フローリングの溝に入りこんだ粉ものの掃除もしやすそうだ。音もうるさくない。ダイソン独自開発のモーターがもつクソうるさい騒音という弱点が解消された。休日にも隣人を気にせず掃除ができそうだ。ゴミが捨てやすいのもいい。レバーを引き上げるときやや硬いのが気になるが、ゴミが飛び散ることはなさそうだ。

 一方、ちょっと気になるところもあった。

 まず重心が高くて重い。ひねるとき、ソファの下にすべりこませるときに若干、もうちょっと軽くないと疲れるかなと感じることがあった。デザインはあいかわらず派手で好き嫌いが分かれそうだ。ヘッドはいろいろあっても使わないだろうなと感じる。優秀なソフトローラー1つでいいのでは。そして価格は高い。あとは満充電までの時間が約5時間と長い。充電を忘れていたら悲劇だ。

 掃除機で吸っただけで拭き掃除をしたようにきれいになるのは素直にすごいと感じる。そして「電車の音」とまで言われた騒音が穏やかになったのはうれしい。次は量販店で他社製の掃除機をいろいろ並べて検討してみたい。

なぜか障害物競争をイメージしたデモエリア

まずはフローリングから掃除開始

たたみもワンストロークで

スイーと吸えるのが気持ちいい

糸くずを吸いこんでもヘッドローラーにからまない

ソファの下にもすべりこませる

アタッチメントをつけかえてソファの座面も掃除できる

テーブルの上も掃除できる。つけかけるのはボタン1つで簡単

ゴミを捨てるときはレバーを引くと

ガパッと下のフタが開く。網目のゴミもこそげとる仕様に


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盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、記者自由型。戦う人が好き。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中

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