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NECネッツエスアイが発売

3D・パノラマ化した室内空間を自由に歩ける「SmoothCapture」

2016年05月31日 10時45分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 NECネッツエスアイは5月30日、室内空間を特殊なカメラで撮影、3D・パノラマコンテンツ化し、インターネットを通じて端末から閲覧可能にする「SmoothCapture」を発売した。

 昨今、ホテルや賃貸情報サイトなどでは、部屋の雰囲気を伝えるために、テキストだけでなく映像・写真などビジュアル面の訴求を強化しているが、通常の写真だけでは臨場感がユーザーに伝わらず、また、映像では容量が重くユーザーの興味に応じた見学できないなど、その訴求力に限界があった。

 そこで注目されているのがVR/AR技術だ。VR技術の1つである3Dコンテンツは、すでにビジネスユースでも注目が高まってきているが、3Dコンテンツの作成には、専門のカメラマンによる撮影、映像編集、Web掲載と複数の工程が必要であり、時間とコストが必要だった。

 今回のSmoothCaptureは、独自の3Dカメラを使用し、室内空間の撮影と3Dコンテンツ化を行うもので、そのコンテンツをPC・スマートフォン・タブレットなどインターネット環境に接続可能な端末から閲覧できるサービス。

 サイト利用者は、これらの機能を活用することで、Webサイト上で実際にその場を自分の好みの動線で移動し、実際に見学しているような臨場感あふれる体験ができるという。

 例えば、ホテルでは客室を3Dコンテンツ化し、ウォークスルーで見せることで、部屋の内装はもちろん、窓からの眺望や水回りの様子まであたかも部屋にいるかのように見学できる。写真では伝えきれない細かな雰囲気が訴求できるため、ユーザーの利用・購買意欲を向上させることが可能だ。

 さらに全体を俯瞰する機能も備え、ウォークスルー以外に平面図、ドールハウス(立体面)の3つの形式で提供できる。これにより、全体観・バランスの把握が可能だ。

ホテル業/ブライダル業の利用例。客室・施設の案内に

結婚式場の紹介にも

ウォークスルー以外にも平面図・ドールハウス(立体面)

 同社では、訪日外国人観光客向けインバウンド事業など、刊行サービスを注力分野の1つとしている。SmoothCaptureの3Dコンテンツ上に店舗や施設受付などの電話番号も埋め込み、多言語通訳サービスを組み合わせるなど新サービスを創造しつつ、リアルで効果的なバーチャル体験を通じて国内外の来日前・来場前のゆーざーにその魅力を訴求するサービスとして、ホテル/ブライダル業界をはじめ、不動産業界などを中心に拡販を進めるとしている。

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