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プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第10回

SOHOで仕事始めるならDrobo B810n買ってみる?

2016年02月23日 13時00分更新

文● 飯岡真志 編集 ●金子/ASCII.jp

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しゃれた演出は、Drobo 5N/5Dと共通

 Drobo B810nの位置付けをおさえたところで、さっそく箱を開けてみた。すると、Drobo 5D/5Nと同様の「Welcome to the World of ...」と書かれた小箱が出てくる。小箱のふたを開くと、droboのロゴが見えて、その下から付属品やマニュアルが出てくるという仕掛けだ。

 このあたりの仕様は、個人ユーザー向けであるDrobo 5N/5Dと共通だ。SOHOなど小規模なオフィス用の製品は、エンドユーザーが自身でセットアップするシチュエーションも考えられるわけで、こういうしゃれた演出は「あり」だと思う。

「Welcome to the World of...」の文字が現れる。この見せ方はDrobo 5D/5Nと同じものだ

小箱を開くと「drobo」ロゴが出てくる。お仕事用デバイスのパッケージであっても、おしゃれ心は必要なのだ

Drobo B810nとDrobo 5Nとはどこが違う?

 Drobo 5N/5Dが縦横サイズほぼ等しい「さいころ」型なのに対して、Drobo B810nは平たくて奥行きが長くなっている。実際、オプションでラックマウントキットが用意されており、一般的な19インチラックへの収納も可能になっている(高さは3U相当)。奥行き方向を長くとれるので、筐体の後半部分には電源ユニットを内蔵している。そのため、Drobo B810nとコンセントをつなぐ際には電源ケーブルだけでよく、Drobo 5D/5Nのような電源アダプターは不要だ。

Drobo 5D/5Nと異なり、フロントパネルはつや消し仕様。お仕事マシンには、このほうが適している

リアパネルから電源に搭載されているファンが見える。電源内蔵のため、3穴仕様の電源ケーブルを直接挿すようになっているのが分かる

一般家庭に置くと、Drobo B810nのサイズはものすごい存在感だ

 Drobo B810nと、同じNAS型のDrobo 5Nとの違いだが、ひと目で明らかな最も分かりやすい違いは搭載できるHDDの台数であり、Drobo 5Nが5台までの3.5インチHDDを搭載できるのに対して、Drobo B810nは8台ものHDDを搭載できる


 

(次ページ、「データがより安全に保護される「デュアルディスク冗長化」が実用的に」に続く)

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