アップルペンシルにもエラストマー系ペン先がほしい
iPad系の売れ筋ペンで、アップルペンシルに先行して発売している「フィフティスリー」は、ちょっと太めのエラストマー系ペン先を採用した充電式のアクティブ・スタイラスペンだ。
そして、ご本家は多少ソリッドで、ねじ込み式のポリアセタール系ペン先を採用したアップルペンシルを発売した。現在のデジタルペンのトレンドから想像すれば、いずれアップルペンシル用のエラストマー系ペン先がご本家かサードパーティーから登場してくるだろう。
理想形はペン先だけでなく
液晶表面の素材にも工夫が必要?
マイクロソフトとアップル、新しいスタイラスペンのバトルはなかなか楽しいが、残念ながら、筆者の個人的感覚では本物の紙とペンには遠く及ばない。それでも、やはりペン先の感性だけならソニーのデジタルペーパーのペンが確実に一枚上だ。
これはペン側のペン先素材に同じようなエラストマー系ペン先を採用しても、ペン先と接するもう一方が液晶のガラス面ではなく、保護フィルム一体型の無反射でマットな表面のE Ink「フレキシブル電子ペーパー」である点が大きく影響している
何度も言わせて頂くが、もしタブレットとスタイラスペンの関係が従来の“紙とペン”との関係に近ければいい……というのであれば、相手が液晶画面のガラスでは、小手先のペン先素材の選択や変更程度では、しばらくは太刀打ちできないのではないだろうか。
ひょっとすると、究極のタッチ感性の改善は、エラストマー系ペン先と保護シールのコラボワークなのかもしれない。
今回の衝動買い
アイテム:Surfaceペン
価格:ヨドバシカメラにて8424円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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